東京マガジンバンクカレッジ 雑誌総合セクション「大学ゼミ 雑誌研究成果発表会 〜雑誌と社会のかかわりを語り合おう〜」を開催しました
2019年12月 3日
2020年3月18日更新
東京マガジンバンクカレッジ団体パートナー「専修大学 植村ゼミ」の協力のもと、雑誌研究に取り組む学生による、研究成果発表会を開催しました。当日の様子をお伝えします。
注 団体パートナーとは、東京都立多摩図書館と協働して東京マガジンバンクカレッジ事業を作り上げていく団体です。
発表会の様子
内容
コーディネーター植村八潮氏(専修大学文学部ジャーナリズム学科教授・日本出版学会長)からの、雑誌の特長についての解説のあと、専修大学文学部ジャーナリズム学科の学生による6本の研究発表を行いました。
その後、フロアの参加者との質疑応答・情報交換を実施しました。
参加者の皆様から、「雑誌がどれだけ社会を反映しているか、影響を与えているのかといったことを6つのテーマから見ることができたことが興味深かった」、「身近な雑誌やマンガが研究対象となることが面白かった」といったご意見をいただきました。
発表タイトル
- 「『週刊新潮』『週刊現代』『週刊ポスト』における〈嫌韓〉記事の分析」(グループ研究)
- 「雑誌『Seventeen』におけるJKブランドの設立過程とJKビジネスの関係性」
- 「佐川急便の社内報2誌から見る女性の働き方に関する記事変遷」
- 「『暮しの手帖』と『VERY』にみる〈主婦〉像の変遷」
- 「『週刊少年ジャンプ』における男女観の変遷」
- 「日本漫画における吹き出しの成立過程」
資料展示
会場に、研究に用いられた『週刊新潮』『暮しの手帖』等、雑誌の創刊号を展示しました。 また、植村氏の著作についても展示を行いました。
イベントの概要
日時
令和2年1月26日(日) 午後2時から4時まで 参加無料
会場
東京都立多摩図書館2階 セミナールーム
コーディネーター
植村 八潮 氏(専修大学文学部ジャーナリズム学科教授・日本出版学会会長)
参加人数
64名