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都立図書館の資料保存

2023年4月更新

資料保存の取り組み

都立図書館は、前身の東京市立日比谷図書館のころから、製本業務を行っていましたが、平成8年、資料保存執行体制検討部会を設け、資料保存に組織的に取り組み始めました。
図書館資料の多様化・膨大化、劣化の進行などにより、都立図書館では、資料保存の問題は緊急に取り組む必要がありました。検討部会では、さまざまな問題点に対して、今後取り組まなければならない課題を明らかにし、2つの報告書をまとめました。

  1. 「資料保存執行体制検討部会報告書(製本業務のあり方)」(平成9年8月20日)
  2. 「資料保存執行体制検討部会報告書(資料保存のあり方)」(平成10年3月25日)
    (報告書の概要は都立中央図書館発行「館報 ひびや」149号に掲載。)

この報告書を受けて、平成10年度、「東京都立図書館資料保存委員会設置要綱」のとおり、「都立図書館資料保存委員会」が設置され、資料保存のさまざまな課題解決に向けて努力を続けています。
委員会の具体的な取り組みとして、まず所蔵資料の保存状況を把握するために、劣化調査を平成10年度に実施しました。(「都立図書館所蔵資料の劣化調査について(概要)」は都立中央図書館発行「館報 ひびや」149号に掲載。)劣化調査は、以後、第3回まで行っています。そして、平成22年度に今後の取組の指針として「東京都立図書館資料保存ガイドライン」(平成22年8月1日)を策定しました。

また、委員会は、劣化調査の結果をもとにして「資料保存計画」を定めました。第1次、第2次は3ヵ年毎、平成18年度以降は単年度で計画を策定し、資料保存対策を段階的に進めています。令和5年度の「資料保存計画」の課題は次のとおりです。

  1. 館内製本業務
  2. 脱酸処理
  3. カビ被害防止対策
  4. 紫外線防止対策
  5. 保護・保存容器の活用
  6. 代替保存
  7. 媒体別劣化対策(電子化データ、マイクロフィルム、16ミリフィルム)
  8. 災害対策

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