【イベントレポート】東京マガジンバンクカレッジ講演会「元編集長が語る!ファッション誌の企画と社会とのつながり―雑誌は時代を映す鏡―」
2024年10月24日
2025年3月15日更新
令和6年7月6日(土)に、東京マガジンバンクカレッジ講演会「元編集長が語る!ファッション誌の企画と社会とのつながり―雑誌は時代を映す鏡―」を開催しました。
当日の様子をお伝えします。
講演会の様子
講演会の概要
日時・会場
令和6年7月6日(土)午後2時から午後4時まで
東京都立多摩図書館 2階 セミナールーム
講師
富川 淳子(とみかわ あつこ)氏
現代ファッション・雑誌文化研究者、元跡見学園女子大学文学部現代文化表現学科教授、元『Hanako』『anan』編集長
参加人数
101名参加
講演
前半では女性誌・ファッション誌の歴史や、社会の動きとのつながりという基本的な解説をしていただきました。
後半では、ファッション誌の人気企画である「おしゃれスナップ」「着回し企画」という具体的な事例を紹介してくださいました。
質疑応答では、「編集長時代、各雑誌の特徴とターゲットをどのように考えていたか」「公共図書館が雑誌を保存する意義についてどのように考えるか」などの質問が寄せられ、講師はそれぞれに対し丁寧に回答されていました。
資料展示
会場後方で講師セレクト雑誌や著作を展示しました。また、『オリーブ』や『キューティー』の創刊号など参加者から申込時にリクエスト募集した「当日会場に展示してほしいファッション誌」の数々、過去の東京マガジンバンクカレッジイベントで作成した雑誌も展示しました。講演会開始前や休憩中、終了後には多くの参加者が展示資料を熱心にご覧になっていました。
バックヤードツアー
講演会終了後に、希望者を対象とした30分程度のミニバックヤードツアーを実施しました。普段は入ることのできない書庫を図書館職員が案内し、創刊号コレクションをはじめとする所蔵雑誌を紹介しました。30名の方にご参加いただきました。
講演会の映像
講演会当日のダイジェスト映像を、東京都公式動画チャンネル「東京動画」で公開しています。 下記リンクをクリックすると、ご覧いただけます。