このデータベースは、本サイトで紹介する江戸・東京の資料を資料の種類とキーワードから検索閲覧することができます。
江戸市中の本格的な料理屋を網羅した番付です。勧進元には当時、高級料理屋として多くの文人たちに愛された「八百善」こと「八百屋善四郎」の名前を見ることができます。
江戸で一番贅沢なすしとして有名な深川安宅六軒堀(江東区新大橋あたり)にあった「松ヶ鮨」を描いた作品です。握りずしをねだる子供の愛らしい姿が描かれています。
双六の体裁を採りながら80の銘柄の日本酒を紹介した作品です。幕末になると銘柄の数も増え、「白鹿」「白雪」のように現在も製造されている銘柄も見ることができるようになりました。
日本橋朝市を振出しとして、山王御祭礼で上がる絵双六です。双六の形式を取りながら当時江戸で流行していた名物を描いています。食べ物や飲食店の名前も数多く見ることができます。
夏を代表する商売を歌舞伎役者が演じるという見立絵です。画中に「なまぬるい役者のきもをひやさせむ、うつ巻瀧の氷水売」とあるように「氷水」を売り歩く商人を描いています。
「稚六芸」とは君子が持っている6種の教養「六芸」になぞらえ、子供たちの学習に必要な6つの教科をあげたもので、書は手習いを、数はそろばんを指しています。画面には子どもたちが「書」や「数」を学ぶ姿が描かれています。
寺子屋の授業風景を描いた二枚続きの錦絵です。「始の巻」では男性の師匠が、「末の巻」では女性の師匠がそれぞれ教えていますが、子どもたちの多くは思い思いの行動を取っていることがわかります。
文京区湯島に今なお残る湯島聖堂の落成当時の姿を知ることができる絵図です。学問好きだった五代将軍・綱吉が湯島に聖堂を移転させたのは元禄4年(1691)のことでした。
江戸時代のベストセラーの一つ『東海道中膝栗毛』の作者として有名な十返舎一九の手による黄表紙で、画面からは、当時の本の販売風景を知ることができます。
安永期(1772~1781)から文化年間(1804~1817)にかけて「黄表紙」と呼ばれる庶民のための絵入りの読み物が大流行します。その黄表紙の始まりと言われるのが恋川春町の手による『金々先生栄花夢』です。