【イベントレポート】東京マガジンバンクカレッジ「大学ゼミ成果発表会2022 〜雑誌と社会のかかわりを語り合おう〜」
2022年3月31日
東京マガジンバンクカレッジ団体パートナー(※)である「専修大学 植村八潮ゼミ」、「文教大学 清水一彦ゼミ」と協働して、雑誌に関する研究、実践に取り組む学生による成果発表会を、オンラインにより開催しました。
※団体パートナーとは、東京都立多摩図書館と協働して東京マガジンバンクカレッジ事業を作り上げていく団体です。ご関心のある団体様は、都立多摩図書館までお問合せください。
東京マガジンバンクカレッジについては、こちらのページをご覧ください。
発表会の様子
内容
3回目の開催となった今年度は、専修大学と文教大学の2つ大学の学生に加え、学校現場で雑誌を活用した教育活動に取り組む教員が発表を行いました。
6本の雑誌制作活動報告、研究発表の後、コーディネーターの植村八潮氏(専修大学文学部ジャーナリズム学科教授)が論点を整理した上で質疑応答・情報交換を実施しました。
参加者の皆様からはこのようなご感想をいただきました!
- 雑誌を使って社会の変化をくみ取る研究ができること、雑誌をつくることがアクティブラーニングに役立つことなどが理解できた。
- 学生が、真剣にテーマに向き合い、真摯に発表する様子を拝見することができて、有意義な時間となった。
発表タイトル
それぞれの発表タイトルをクリックすると、発表資料または発表原稿をご覧になれます。
雑誌制作活動報告
- 「MIE での雑誌づくり〜『About Love』製作報告〜」(文教大学情報学部メディア表現学科清水一彦ゼミナール3年)
研究発表
- 「女子小学生向けファッション雑誌からみるジェンダー・ステレオタイプの表象-『ニコプチ』『キラピチ』『Ane ひめ』の3 誌から」(専修大学文学部人文・ジャーナリズム学科4年)
- 「雑誌・新聞記事からみる「丁寧な暮らし」の表象とその背景」(専修大学文学部人文・ジャーナリズム学科4年)
- 「「やおい」が写す女性からみる物語の受容の変化-雑誌『Be・BOY GOLD』の女性キャラクター表象をもとに」(専修大学文学部人文・ジャーナリズム学科4年)
- 「日本の性教育は生徒の実態に沿っているのか-雑誌Nicola の「保健室」ページと中学保健体育教科書の比較から」(専修大学文学部人文・ジャーナリズム学科4年)
- 「学校教育における雑誌活用授業の可能性」(軽井沢風越学園 教諭)
イベントの概要
日時
令和4年1月29日(土) 午後2時から4時まで 参加無料
実施方式
Web会議ツール(Zoom)によるオンライン開催
※Zoomは、Zoom Video Communications, Inc.の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
コーディネーター
植村 八潮 氏(専修大学文学部ジャーナリズム学科教授)
参加人数
59名