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三題噺の粋狂連、興笑連の23人について、肖像、経歴、作話を掲載しています。三題噺の類書は多くありますが、本書は、作者の紹介とともに咄を掲載している点に特色があります。
温泉についての見立番付です。中央部に東の大関の上州草津温泉の図がはめ込まれています。
嘉永5年(1852)に刊行された江戸の鰻屋の見立番付です。「江戸前大蒲焼」の「江戸前」は、「江戸の前面の海」の意味で、鰻の場合は隅田川や深川近辺などで獲れたもののことを言います。
明暦(めいれき)の大火(明暦3年(1657))後、大目付(おおめつけ)で洋式測量術の権威だった北条安房守氏長(ほうじょうあわのかみうじなが)が、幕命により行った実測をもとに刊行された江戸図です。
江戸の地図は、初めは全体が1枚の地図に収まっていましたが、大都市へと発展したことにより、とても1枚には収まりきらなくなりました。
本丸大広間の平面図です。上段、中段、下段、二之間、三之間、四之間などから成り、縁側まで含めると500畳以上もありました。江戸城の中で一番格式が高い御殿でした。
将軍宣下(しょうぐんせんげ)は徳川宗家(そうけ)の当主が征夷大将軍に任命される儀式で、江戸幕府の礼典(れいてん)の中でも最も重要なものでした。
将軍は、黒書院で装束を整え、白書院で御三家や上位の大名の挨拶を受けた後、大広間で勅使(ちょくし)・院使(いんし)によって届けられた宣旨(せんじ)を披見・拝礼しました。
松之廊下(大廊下)の建地割(たてじわり)の図面です。右側に大広間と白書院の間の中庭側からみた立面図、左側に廊下を東西に切断した断面図が描かれています。
松之廊下(まつのろうか)(大廊下)とは、大広間から白書院をつなぐL字型の長い廊下です。全長50m以上もあり、片側は広い中庭、もう片側は浜辺の松原と群れ飛ぶ千鳥が描かれた襖(ふすま)と張付壁(はりつけかべ)でした。