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烏亭焉馬編『喜美談語(きみだんご)』の後編に当る、「咄の会」の咄本第二集で、寛政8年4月初めより10月末までの間に、焉馬が披露した落し噺中より47名51話を選び、出版したものです。
文化5年4月開催の青陽舎寿暁(せいようしゃじゅぎょう)の会より、文化14年10月に催された朝寝坊夢羅久(あさねぼうむらく)の三度目の会までの八度の「咄の会」の案内の摺物を戯作者、式亭三馬が貼交帖に仕立てたものです。
粋狂連と興笑連による三題噺の会の成果をまとめた出版物です。表紙や序文等には、粋狂連と興笑連の紋があしらわれています。本書は、幕末の三題噺全盛期につくられました。
書名の由来は、巻頭の口上に「『百人一首戯講釈』(ひゃくにんいっしゅおどけこうしゃく)、『小倉山曲輪の大詰』(おぐらやまくるわのおおづめ)から想を得て補ったことから」と記されています。
落語の三題噺から歌舞伎に書下ろされた、通称、「髪結藤次」という演目の錦絵です。
三題噺の粋狂連、興笑連の23人について、肖像、経歴、作話を掲載しています。三題噺の類書は多くありますが、本書は、作者の紹介とともに咄を掲載している点に特色があります。
温泉についての見立番付です。中央部に東の大関の上州草津温泉の図がはめ込まれています。
嘉永5年(1852)に刊行された江戸の鰻屋の見立番付です。「江戸前大蒲焼」の「江戸前」は、「江戸の前面の海」の意味で、鰻の場合は隅田川や深川近辺などで獲れたもののことを言います。
明暦(めいれき)の大火(明暦3年(1657))後、大目付(おおめつけ)で洋式測量術の権威だった北条安房守氏長(ほうじょうあわのかみうじなが)が、幕命により行った実測をもとに刊行された江戸図です。
江戸の地図は、初めは全体が1枚の地図に収まっていましたが、大都市へと発展したことにより、とても1枚には収まりきらなくなりました。