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第3弾「仏像と出会う楽しみ」

2010年2月10日

「壊れても仏像」表紙画像

昨年東京国立博物館で開催された「国宝阿修羅展」。94万人もの人が訪れ、仏像への関心が高まっているようです。今年は奈良で平城遷都1300年祭も開催され、普段はお目にかかることができない仏像の特別開扉もあるようです。
ここでは、仏像の本を紹介します。本で楽しむのもよし、事前にオベンキョウしていくと、仏像をたずねる旅もより楽しくなることでしょう。

『壊れても仏像-文化財修復のはなし』 飯泉太子宗(いいずみとしたか)著 白水社 2009年刊

修復専門家が解説する仏像入門書。私たちが今日飛鳥・白鳳時代の仏像と対面できるのも修復のおかげ。仏像の内側はどうなっているのか、壊れた仏像をどう修理するのかを実際に修理の写真やイラストでわかりやすく説明してくれます。仏像の種類や見分け方、新しい見方ができそうです。

『東京仏像さんぽ』 宮澤やすみ著 明治書院 2009年刊

東京にも素晴らしい仏像がたくさんあるのですね。お散歩気分でおでかけするのにピッタリの本です。

『天平の脱活乾漆像(週刊朝日百科 国宝の美 1号)』朝日新聞出版 2009年刊

昨年の夏に創刊された国宝を紹介するビジュアルな雑誌。創刊号では、阿修羅像など天平時代の仏像の美しい写真が掲載されています。建築や絵画、工芸編もあります。

今回は入門書をご紹介しましたが、都立図書館では専門書・豪華な写真集などたくさんの仏像の本を取り揃えております。三階の美術本コーナーで公園の緑を眺めながらゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。当館では近隣に国立新美術館等美術館が多いため、美術資料の収集に力を入れておりますので、ぜひ足をお運びください。

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