第60回 『アナザー1964 パラリンピック序章』
令和2年10月12日作成
1964年東京オリンピックのわずか1年前に開催が決まったパラリンピック。突然大会に出場することになった選手の方々や、そんな選手をサポートし、大会開催に向けて尽力した人々の奮闘を描き、パラリンピックの原点を探ったノンフィクションです。
障害者スポーツが一般的でなかった時代、パラリンピックの開催は、社会にどんな変化をもたらしたのでしょう。そしてその変化は、今にどうつながっているのでしょうか。当時の出場選手のインタビューなどから当時の様子がうかがえるだけでなく、これからのパラリンピックの未来についても考えさせられる一冊です。
『アナザー1964 パラリンピック序章』 稲泉連著 小学館 2020.3(都立中央図書館 請求記号:780.6/5424/2020)