ヒアリに騒然!『外来生物』について調べる
平成29年11月15日作成
情報サービス課
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- 「外来ヒモムシ、小笠原の生態系破壊 たった1種類で」
(『朝日新聞』 2017年10月12日 夕刊10頁) - 「東日本大震災:津波で289種、生きたまま北米へ 漂流物に乗り海渡る」
(『毎日新聞』 2017年9月29日 夕刊14頁) - 「猛毒「ヒアリ」日本侵入 強い攻撃性、国内定着の恐れも」
(『産経新聞』 2017年7月3日 朝刊9頁)
この夏、日本にはいないと思われていた毒アリの、ヒアリが各地の港で発見され、日本中を震撼させました。そして、このニュースは日本以外から入ってくる生物、『外来生物』について改めて考える機会となりました。
『外来生物』とは、外来生物法で「海外から我が国に導入されることによりその本来の生息地又は生育地の外に存することとなる生物」と定められています。では、外来生物は私たちにとって敵なのでしょうか。危険外来生物に出会ったらどのように対処したらよいのでしょうか。
今回のPick up情報の泉では、『外来生物』に対する正しい知識を得るための図書館資料をご紹介します。
1.様々な外来生物
図書
書名 | 編著者 | 出版者 | 出版年 |
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『日本帰化植物写真図鑑 第2巻』 | 中田 考/著 | 全国農村教育協会 | 2015年10月 |
『原色図鑑 外来害虫と移入天敵』 | 梅谷 献二/編 | 全国農村教育協会 | 2012年9月 |
『日本の外来生物 決定版』 | 多紀 保彦/監修 | 東京外国語大学出版会 | 2008年4月 |
『外来生物事典』 | 池田 清彦/監修 | 東京書籍 | 2006年9月 |
雑誌
雑誌名・巻号(出版年) | 特集名・記事名 | 出版者 | 掲載頁 |
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『地理』54巻 3号 通巻644号 (2009年3月) | 「特集 日本に侵入した外来種」 | 古今書院 | p.18-56 |
『都市公園』Vol.178(2007年9月) | 「外来生物対策に関する環境省の取組み」 | 財団法人 東京都公園協会 | p.14- |
2.外来生物の影響と共存
図書
書名 | 編著者 | 出版者 | 出版年 |
---|---|---|---|
『よみがえる魚たち』 | 高橋 清孝/著 | 恒星社厚生閣 | 2017年8月 |
『終わりなき侵略者との闘い』 | 五箇 公一/著 | 小学館クリエイティブ | 2017年7月 |
『外来種のウソ・ホントを科学する』 | ケン・トムソン/著 | 築地書院 | 2017年3月 |
『外来生物の生態学』 | 種生物学会/編 | 文一総合出版 | 2010年3月 |
『翳りゆく楽園』 | アラン・バーディック/著 | ランダムハウス講談社 | 2009年9月 |
雑誌
雑誌名・巻号(出版年) | 特集名・記事名 | 出版者 | 掲載頁 |
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『水環境学会誌』38巻 2号 通巻400号 (2015年2月) | 特集 外来生物がもたらす水環境問題 | 日本水環境学会 | p.43-71 |
『学鐙』112巻 1号(2015年春号) | 外来生物問題の表と裏 | 丸善 | p.14-17 |
『Newton』33巻12号 (2013年12月) | 在来タンポポが外来種に追いやられる理由とは? | ニュートンプレス | p.11 |
『経済界』45巻20号通巻929号 (2010年10月19日) | 特別企画COP10特集 いよいよ開幕!生物多様性条約第10回締約国会議 | 経済界 | p.82-83 |
『農業および園芸』85巻 1号 (2010年1月) | 外国産緑化植物の問題点 | 養賢堂 | p.27-35 |
3.外来生物の危険性-知らないと危ない
図書
書名 | 編著者 | 出版者 | 出版年 |
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『危険生物ファーストエイドハンドブック 陸編』 | 武蔵野自然塾/編 | 文一総合出版 | 2017年5月 |
『野外危機回避マニュアル』 | 羽根田 治/監修 | 地球丸 | 2016年1月 |
『レスキュー・ハンドブック』 | 藤原 尚雄/著 | 山と溪谷社 | 2012年7月 |
『野外毒本』 | 羽根田 治/著 | 山と渓谷社 | 2004年8月 |
雑誌
雑誌名・巻号(出版年) | 特集名・記事名 | 出版者 | 掲載頁 |
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『現代化学』558号 (2017年9月) | 「ヒアリの毒」 | 東京化学同人 | p.44-45 |
『日本医事新報』4866号(2017年7月29日) | 「ヒアリの上陸に備えて医師が知っておきたい基礎知識」 | 日本医事新報社 | p.18-20 |
『遺伝』71巻1号 (2017年1月) | 「特集1 外来生物の駆除への取り組み」 | エヌ・ティー・エス | p.10-40 |
『公衆衛生』74巻5号(2010年5月) | 「特集 自然毒 刺傷・咬傷-野外危険生物」 | 医学書院 | p.361(5)-399(43) |
4.外来生物と法令
図書
書名 | 編著者 | 出版者 | 出版年 |
---|---|---|---|
『日本の動物法』 | 青木 人志/著 | 旭屋出版 | 2015年5月 |
『知っておきたい動物を扱うための法律』 | 九州鳥獣保護協会/編 | [九州鳥獣保護協会] | 2016年3月 |
『外来種被害防止行動計画』 | [環境省自然環境局野生生物課外来生物対策室/編] | 環境省自然環境局野生生物課外来生物対策室 | 2015年3月 |
『動物検疫所設立60周年記念誌』 | [農林水産省動物検疫所/編] | 農林水産省動物検疫所 | 2012年 |
『生態学からみた野生生物の保護と法律』 | 日本自然保護協会/編集 | 講談社 | 2010年11月 |
雑誌
雑誌名・巻号(出版年) | 特集名・記事名 | 出版者 | 掲載頁 |
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『時の法令』1949号(2014年3月15日) | 「「外来種対策の強化 外来生物の交雑種も規制対象に」 | 朝陽会 | p.42-55 |
『立法と調査』343号(2013年8月) | 「生物多様性に関する「愛知目標」の達成にむけて」 | 参議院事務局企画調整室 | p.79-91 |
『ジュリスト』1417号(2011年3月1日) | 「特集 生物多様性のこれから-COP10を踏まえて」 | 有斐閣 | p.4-60 |
『月刊消費者』616号(2010年12月) | 「外来生物法」 | 日本消費者協会 | p.22 |
『日経エコロジー』132号 (2010年6月) | 「外来生物法3つの課題」 | 日経BP社 | p.98-101 |
『農業土木学会誌』75巻6号 通巻667号 (2007年6月) | 「小講座 外来生物法、生態系配慮の基礎知識」 | 農業土木学会 | p.514-520 |
6.インターネット情報
- 日本の外来種対策 (環境省 自然環境局)
「日本の外来種対策」として、特定外来生物一覧や対策などが掲載されています。 - 気をつけて!危険な外来生物(東京都 環境局)
「気をつけて!危険な外来生物」として掲載されています。こども学習サイトの掲載もあります。