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第14回 『オリンピックとっておきの話108』

平成28年12月19日作成

まずはとっておきの話を、ひとつ。
「オリンピック公式ポスターに写真を使ったのは、1964年東京大会が初めてである」...ご存じでしたか?
それまでは、大きく印刷ができる高感度で解像度の良いカラーフィルムがなかったのですが、デザイナー亀倉雄策氏は、新しい写真技術を駆使して、アスリートのダイナミックな一瞬を切り取り、スポーツの躍動感を表現したそうです。

本書では、オリンピックの長い歴史の中から、本当にあったことなのか、と疑問に思うことや、こんな時代にそんな出来事が、と驚くようなことが、貴重な写真と解説とともに紹介されています。

もうひとつ、日本人選手の話を。
1936年ベルリン大会陸上男子棒高跳び決勝。2人の日本人選手が2位に同記録となり、両者銀メダルと思ったが、公式記録を先にクリアした選手が勝者となった。帰国後2人は互いの健闘をたたえ、銀と銅のメダルを半分に割ってつなぎあわせ、2色のメダルを作った。のちに、そのメダルは「友情のメダル」とよばれるようになったそうです。
このような人間ドラマは感動をもたらします。そして時代を経て語り継がれ、伝説に、とっておきの話になっていきます。あなたが見つけた、とっておきの話を、身近な人に話してみませんか。

書籍「オリンピックとっておきの話108」表紙画像

『オリンピックとっておきの話108』大野益弘・高橋玲美編著 メディアパル発行 2016年8月刊 (中央図書館請求記号:780.6/5252/2016)

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