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第38弾「地図で楽しむ上海」

2011年9月5日

上海は中国第一の経済都市、2010年には上海万博で世界の注目を集めました。今回は中国語図書の中から上海を楽しむ本をご紹介します。書名の簡体字(たとえば地図の「図」の字はくにがまえの中に冬)はここでは日本語の漢字に置き換えています。Nacsis-webcatで検索するときは日本語の漢字でも同じように検索することができます。

『上海市地図集 Expo Shanghai atlas』 中国地図出版社 2010年刊

上海万博記念版の地図集です。中心部の市街図は縮尺1万分の1、大きな建物は立体的に表示して見やすい工夫が凝らされています。
郊外の部分は航空写真をベースにした地図でそれよりやや縮尺が大きくなりますが、農地と建物の色の対比がよくわかり、まるで鳥になって上空を飛んでいるような感じがしてきます。
それだけでなく、この地図集は上海市の人口や産業、気候、科学技術や文化広報などのさまざまなデータも収録しています。上海市が丸ごとわかる国勢地図と言っていいでしょう。

『上海市影像地図集(中心城区)』 上海科学技術出版社 2001年刊

これも航空写真をそのまま利用した地図です。中心部だけに限定していますが、それだけに細部までよくわかります。

『上海市地図集(中国分省系列地図集)』 『上海市実用地図册』 中国地図出版社 2010年刊

こちらの2点はすっきりと実用的な地図。後者はサイズが細身で持ち歩くにも便利、道路索引もついていて、版を重ねていることでも、人気がうかがえます。

『上海キョウ街地図』 广西師范大学出版社 2008年刊

タイトルは地図ですが、地図よりもお店の紹介に重点を置いた、むしろグルメガイドといったほうが適当かも知れません。キョウはしんにゅうに狂と書きますが「街を散歩する」意です。

『百年外灘建筑』 中国建筑工業出版社 2008年刊

地図を広げながら、租界時代のレトロな雰囲気のあふれるこんな写真集を眺めるのもまた楽しい机上の旅ではないでしょうか。


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