第29回 『自己の可能性を拓く心理学 パラアスリートのライフストーリー』
平成29年11月6日作成
生活に支障が出るほどの病気やケガを負い、もう治らないと知った時、私たちはどう立ち直ればよいでしょうか。そのヒントは世界で活躍するパラアスリート(パラリンピックアスリート)が持っているかも知れません。
この本は、中途障害を負うなどして喪失体験をしたパラアスリートが、一度は自分の可能性を否定したものの、スポーツでの経験を通して立ち直り、成長していく姿をまとめた研究書です。
インタビューを通して、彼らが障害を負った時考えたこと、そこから変わっていったことを分析・考察しています。
彼らの語りから、私たちも自己の可能性を拓く術を学べるかも知れません。