第37弾「天気が気になる」
2011年8月15日
昨年の夏は猛暑で残暑が厳しかった記憶があります。今年の夏はどうでしょう。節電の影響で、天気予報の最高気温と最低気温がいつもより気になりませんか。日本には四季の変化があり、季節による温度差が激しい国です。
今回は天気や気象に関する本を紹介します。日本人はよく天気の話題をするといわれています。その時に役立つかもしれません。
『トコトンやさしい気象の本』 入田央著 日刊工業新聞社 2009年刊
地球を生命圏にする温室効果気体、雲・雨・雪はどのようにしてできるの?季節風はなぜ吹くの?複雑で不思議な気象のしくみを天気図や気象衛星の画像、表やグラフなどを使ってわかりやすく解説します。
『最新データで読み解くお天気ジンクス』 村山貢司著 祥伝社 2007年刊
お天気に関して気温の変化、気圧の変化から生まれたさまざまなジンクスがあります。「フェーン現象で夫婦喧嘩注意報発令」など著者が主張するジンクスを紹介し、可能な限り科学的根拠を見つけてなぜそうなのかを解説します。
『雲のカタログ 空がわかる全種分類図鑑』 村井昭夫文と写真 鵜山義晃文と写真 草思社 2011年刊
雲は世界気象機関(WMO)によって100種類近くに分類され、学術的な名前がつけられています。100種類近くに及ぶ分類を写真で示した雲図鑑です。雲観察にすぐ役立つ基本的な知識やワザも解説しています。
『日本のお天気 60年の気象と生活の記録』 清水昭邦著 山海堂 2007年刊
冷夏、猛暑、暖冬、厳冬、集中豪雨...異常気象は近年に始まったことではありません。戦後60年間の新聞記事のうち、気象に関するものを項目別にピックアップして、その時々の社会にどのような影響を与えたかを天気図、写真と共に紹介しています。