第41回 『オリンピックと交通』
平成30年11月15日作成
1964年のオリンピックでは、国内外から延べ250万人の観客が集まると予想されました。
当時、交通事情の悪かった東京では、新幹線やモノレールという新たな交通機関の建設に加え、オリンピック関連道路等のインフラが整備されていきます。
本書では、大会を間近に控えた1964年夏の鉄道や道路の状況に加え、主要競技場周辺の観客誘導、外国旅客の宿泊や観光についても、各専門家が解説しています。
東京2020大会は、選手・関係者、観客を合わせると1,000万人を超える人々が集まると見込まれています。多くの人々をいかに安全・円滑・迅速に輸送することができるか、すでに取組は始まっています。
『オリンピックと交通』(交通統計研究所 1964.8 都立中央図書館請求記号:780.6/5222/1964)