第18回 『オリンピックは社会に何を遺せるのか』
平成29年3月14日作成
体育の日が10月10日だったことを覚えていますか?
1964年東京オリンピックにちなみ、開会式の日を祝日としたことはよく知られています。本書では、このエピソードをレガシーの具体例として紹介しています。
エピソードは紹介されていますが、この本は「余暇ツーリズム学会」の論文集で、かなり固い内容です。論客もスポーツジャーナリストや大学教授。オリンピック開催地の歴史や社会状況を分析して、多様な視点から「オリンピックは社会に何を遺せるか」を語ります。
一気に読み進めるタイプの本ではありません。しかし、オリンピックレガシー及びオリンピックについて、思わぬ情報も得られ、広く深く捉えることができる読み応えのある本です。
腰を据えて、この本にチャレンジしてみませんか?