第56回 『江戸「古地図」探訪』
令和2年2月20日作成
オリンピック・パラリンピックの開催で、日々進化する東京の街。江戸時代はどんな街並みだったのでしょう?
本書は、江戸時代後期に出版された古地図「尾張屋板江戸切絵図」21枚と、見どころ・立ち寄りスポットや散策コースを示した現代の地図を並べて掲載しています。尾張屋板の切絵図は、神社仏閣は赤、武家地は白などわかりやすく色分けされ、有名な料理屋なども表示してあることから、参勤交代の武士たちの江戸土産としても人気がありました。
江戸時代に思いを馳せながら、変わりゆく東京を散策してみるのも楽しいかもしれません。
『江戸「古地図」探訪』菅野俊輔監修 宝島社 2019.5 (都立中央図書館 請求記号:T/290.9/6084/2019)