第9回 『理学療法ジャーナル』 特集「東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて」
平成28年10月17日作成
志高い社会貢献を促す言葉は、どの世界にも通じるものがある。
理学療法士とは、ケガによる動作能力の回復や維持、予防を支援する専門家である。「東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて」と特集が組まれた本号では、選手を支える理学療法士について、6本の論文が多様な角度から展開されている。
特に、ハンマー投(なげ)メダリストの室伏広治氏から理学療法士へ寄せる期待が胸を打つ。トップアスリートだけをみるのではなく、これからメダルを目指す人達に夢を与えられるような、人の健康に寄与する観点から考えてもらいたいという。
どのような世界に属し、どのような業務に従事していても、日々の中に社会貢献を視野に入れた活動は、未来を希望に照らすものである。