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『東京の路面電車』の巻

平成26年10月2日作成
情報サービス課都市・東京情報係

このコーナーでは、都政や東京のニュースや話題をとりあげ、インターネット情報と都立図書館の資料をご紹介します。
さらに詳しい情報をお求めの場合には、御来館いただくか、電話(03-3442-8451)、Eメールレファレンス、文書でお問い合わせください。


今年は、都電荒川線が命名されて40周年になります。都内の重要な交通機関の一つとして広く走行していた都電は、自動車の普及による道路の交通渋滞や地下鉄の整備等により廃止されていきました。最後に残った27系統(三ノ輪橋から赤羽)と32系統(荒川車庫前から早稲田)が統合され、昭和49年10月に都電荒川線が誕生しました。今なお、地域に密着した交通機関として三ノ輪橋と早稲田間を走り、人々に親しまれ、利用されています。
今回は、都電荒川線、都電の歴史、東急電鉄世田谷線やその前身である玉電、新たな都市交通として注目されている路面電車に関する資料・情報をご紹介します。

☆印は都立図書館所蔵の資料です。★印はインターネットのホームページで関連の情報を見ることができます。

都電荒川線

『東京都交通局100年史』[東京都交通局編] 東京都交通局 2012.10 (DT/ 681.8/ 5051/ 2012)

東京都の関連する交通事業を中心に、明治期から現代までの東京の交通史や交通局の事業などが記載されています。詳細な年表や乗車料金の変遷など多くの統計資料も掲載され、都電荒川線についても詳しく書かれています。

『都営交通のあらまし 2014』東京都交通局総務部お客様サービス課編 東京都交通局総務部 2014.9 (T/ 682.1/ 5011/ 2014)

「都電」(p.18-20)で都電荒川線の概要や「安全・安心の確保」や「輸送サービスの向上」など、現在取り組んでいる事業を具体的に知ることができます。

☆『都電荒川線に乗って:平成23年度荒川ふるさと文化館企画展』荒川区教育委員会編 荒川区教育委員会 2011.11 (T/ 41・686/ 5003/ 2011)

荒川ふるさと文化館で開催された企画展の解説図録です。荒川線の前身にあたる王子電気軌道から王電・市電・都電と変遷していった歴史を、古文書、地図や都電関係資料などで多角的に紹介しています。

『都電荒川線お散歩BOOK』日本出版社 2012.4(T/ 290.9/ 5607/ 2012)

荒川線沿いのお勧めの散歩コースが紹介されています。荒川区の駄菓子や都電グッズなどの情報が掲載されています。

『都電荒川線フォトさんぽ : 乗って・歩いて・撮って・食べる!』中井 精也著 玄光社 2012.4 (玄光社MOOK ) (T/ 290.9/ 5619/ 2012)

荒川線沿線のお勧めの撮影ポイントや役にたつ撮影テクニックが書かれています。

『都電荒川線さんぽ : ちんちん電車で下町プチ旅行』交通新聞社 2011.8 (散歩の達人MOOK ) (T/ 290.9/ 5583/ 2011)

沿線の商店街や見どころを紹介するだけでなく、都電100年史や昔の写真、荒川車庫や車両、沿線イベントなど荒川線を広く知ることができます。

☆「東京グッ鉄(グッとくる鉄道風景)めぐり 都電荒川線」 鈴木 伸子著
『鉄道ジャーナル』 48巻 1号 通巻567号 (2014年1月)
p.90-93 鉄道ジャーナル社(雑誌)

沿線で育った著者が一日乗車券で乗車した体験をもとに、荒川線の魅力を伝えています。

都電

『都電 : 都営交通100周年都電写真集』[東京都交通局編] 東京都交通局 2011.7 (T/ 686.9/ 5045/ 2011)

東京市電から荒川線までの都電の歴史100年間の写真集です。写真のみならず、廃止された全41系統や車両についても詳しい記述があります。付属のCDには年代別の路線図や車両竣工図が収められています。

『よみがえる都電 : 鉄道今昔』井口 悦男著 学研パブリッシング 2011.6 (T/ 686.9/ 5036/ 2011)

都電全41系統を明治から昭和までの写真、絵葉書や沿線地図などで紹介しています。現代の写真も掲載しており、同一風景の比較が可能です。昭和40年代まで走っていたトロリーバスについても書かれています。

『都電 : 60年の生涯』東京都交通局[編] 東京都交通局 1971 (DT/ 0・686/ 1/ GA)

都電の歴史のほか、「暮らしと都電」、「鉄道唱歌」など様々な切り口から都電について知ることができます。年表もあり、資料集としても利用できます。

『都電跡を歩く: 東京の歴史が見えてくる』小川 裕夫[著] 祥伝社 2013.6 (祥伝社新書 ; 322 ) (T/ 686.9/ 5041/ 2013)

廃止された10の系統の歴史を紹介しながら、東京の都市計画や産業史についても言及しています。

『大東京電車案内 : 電車自動車乗換早わかり』日本旅行社著 日本旅行社 1949.10 (T/ 682.1/ 5027/ 1949)

昭和24年刊行の都電の系統路線図で、裏面に東京都内町名と停留所及行程が記載されています。また、別図で自動車運転系統図もあります。

『廃線都電路線案内図』人文社 2007.3 (T/ 686.9/ 5025/ 2007)

廃止された都電の41系統とトロリーバスの4系統を現代の東京都の地図に重ねた資料です。裏面は昭和36年刊行の「最新東京大全図」です。都電の歴史や系統の解説等が記載された「人も街も懸命だったあの頃」が別冊付録として付いています。

玉電と東急電鉄世田谷線

玉電(玉川電気鉄道)は明治40年に道玄坂上から三軒茶屋間に開通しました。その後、東急電鉄の前身である東京横浜電鉄と合併し、戦後は渋谷から下高井戸間の玉川線と二子玉川園と砧本村間の砧線の16.4kmを走行していましたが、モータリゼーションの発達等に伴い、昭和44年に三軒茶屋から下高井戸間(現:東急世田谷線)を除いて廃止されました。現在、世田谷線は、都電荒川線とともに都内に残る路面電車として親しまれています。

『あの日、玉電があった : 玉電100周年記念フォトアルバム』玉電アーカイブス研究会著 東急エージェンシー出版部 2007.3 (T/ 54・686/ 5002/ 2007)

玉電誕生100周年を記念して刊行された写真集です。風景写真や人々の写真等で玉電の歴史を紹介しています。車両の写真も多数掲載されています。

『よみがえる玉電 : 鉄道今昔』井口 悦男著 学研パブリッシング 2011.10 (T/ 54・686/ 5004/ 2011)

玉電が走っていた当時と現在の写真を対比させ、玉電の歴史と街の変化をたどります。当時の地図、時刻表、切符や車両の写真もあります。世田谷線や溝ノ口線、天現寺線、中目黒線についても記載があります。

『世田谷線の車窓から』東京急行電鉄株式会社編集 東京急行電鉄 2004.10 (T/ 54・686/ 5001/ 2004)

世田谷線の歴史、沿線ガイドや路面電車の良さについても記載されています。

現在の路面電車事情

路面電車は、排気ガスを出さないのでエコロジーの点や、地面からすぐに乗車できるバリアフリーの点からも、新たな都市交通として注目されています。また、路面電車を活用したLRT(Light Rail Transit)は、まちづくりと一体化した次世代の軌道系交通システムのことで、世界の都市でも導入されています。

『路面電車で広がる鉄の世界 : チンチン電車と都市計画がわかる本』小川 裕夫著 秀和システム 2012.9 (686.9/ 5048/ 2012)

路面電車の線路、車両、運行方法などが、詳しく書かれています。全国各地の路面電車の紹介や新しい路面電車の動向についても書かれています。

『路面電車の謎と不思議』史絵著 東京堂出版 2013.3 (686.9/ 5051/ 2013)

路面電車の歴史、車両や各地の路線の紹介の他、「世界の路面電車と未来の路面電車」についても記載されています。

「特集 路面電車」『鉄道ピクトリアル』 61巻 8号 通巻852号 (2011年8月臨時増刊)鉄道図書刊行会(雑誌)

国内外の最新の路面電車に関する記事のほか、「絵葉書が描く百年前の東京市電とその前史時代」(p.49-53)や「都電の時代」(p.90-97)などの都電関係の記事もあります。

☆「第9章 LRT構想」 『ピクトリアル』 別冊 (2013年7月)p.128-130 鉄道図書刊行会(雑誌)

LRTの導入について、豊島区、江東区、中央区の取り組みが紹介されています。

☆「世界でブームのLRT 今年は最多の18都市で開業予定」
『エノミスト』 92巻 18号 通巻4340号 (2014年4月8日)
p.96-98 毎日新聞社(雑誌)

評価が高まっているLRTの世界での状況を紹介した記事です。

関連Web情報

★「東京都交通局ホームページ > 都電荒川線」 東京都交通局

時刻表、路線図や荒川線沿線の地域のイベントや情報も発信しています。

★「東京急行電鉄ウェブサイト>沿線・駅周辺ガイド> 世田谷線」 東急電鉄株式会社

世田谷線の各駅の情報やイベントなどを紹介しています。

★「LRT(次世代型路面電車システム)の導入支援」 国土交通省

LRTについて現状や導入した際の効果、導入の際の支援を紹介しています。

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