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『東京都の歴史的建造物』の巻

平成30年7月5日
情報サービス課都市・東京情報担当

このコーナーでは、都政や東京のニュースや話題をとりあげ、インターネット情報と都立図書館の資料をご紹介します。
さらに詳しい情報をお求めの場合には、ご来館いただくか、電話(03-3442-8451)、Eメールレファレンス、文書でお問い合わせください。


以下の期間中、このページで紹介している資料を都立中央図書館1階の都市・東京情報コーナーで展示しています。ぜひご来館ください。
「東京都の歴史的建造物」
平成30年7月6日(金)〜 8月1日(水)(休館日:7月20日(金))


明治以降、東京では次々と西洋文化を取り入れた近代建築が生まれ、町づくりに大きな影響を与えてきました。東京都では、東京都景観条例に基づき、原則として建設後50年を経過した歴史的価値を有する建造物で景観上重要なものを、「東京都選定歴史的建造物」として選定しています。2018年4月には、「旧博物館動物園駅駅舎」が新たに選定されました。「旧博物館動物園駅」は、鉄道施設としては初めて都選定歴史的建造物に選定され、現在は、秋頃の一般公開を目指して改修工事が進められています。
今回のクローズアップ都市・東京情報では、近年新たに選定された都選定歴史的建造物や、東京都の近代建築に関する資料をご紹介します。

☆印は都立中央図書館所蔵の資料です。★印はインターネットのホームページで関連の情報を見ることができます。

「東京都選定歴史的建造物」について

『東京都選定歴史的建造物と特に景観上重要な歴史的建造物等 歴史的な資源を生かした景観づくり』 [東京都都市整備局都市づくり政策部緑地景観課編] 東京都都市整備局都市づくり政策部緑地景観課 2016.3(T/ 520.2/ 5002/ 2016

「東京都景観条例」に定める東京都選定歴史的建造物及び特に景観上重要な歴史的建造物等の概要を写真付きで紹介しています。

『歴史的景観保全の指針』 東京都生活文化局文化振興部振興都市美担当編集 東京都生活文化局文化振興部都市美担当 2003.3(T/ 518.8/ 5153/ 2003)

都選定歴史的建造物と特に景観上重要な都選定歴史的建造物等の周辺100mの範囲内で建築行為等を行う方に、歴史的景観への配慮を求めた指針です。

「都選定歴史的建造物一覧」 東京都都市整備局

「東京都選定歴史的建造物」の最新情報について、リストと画像が確認できます。

「特に景観上重要な歴史的建造物等一覧」 東京都都市整備局

「特に景観上重要な歴史的建造物等」の最新情報について、リストと画像が確認できます。「特に景観上重要な歴史的建造物等」は、「東京都選定歴史的建造物」が景観上重要なもののうち文化財を除いて選定しているため、別途定められています。

「国指定文化財等指定データベース」 文化庁

「文化財保護法に基づき、国が指定・登録・選定した文化財等の情報を検索することができます。都道府県別でも文化財の情報を閲覧することができます。

新たに選定された「東京都選定歴史的建造物」について

平成29年度・平成30年度には、新たに14件の都選定歴史的建造物が選定されています(2018年6月24日現在)。

『吉阪隆正 大学セミナーハウス』 東吉阪 隆正[作], 齊藤 祐子編著, 北田 英治写真 建築資料研究社 2016.11(D/ 526.3/ 5136/ 2016)

1965年に八王子市の多摩丘陵に開館した研修施設である大学セミナーハウスについて、歴史的な時代背景や設計思想を、多数の写真とともに紹介しています。

『大学を開く 大学セミナー・ハウス創立十年史・開館七年史』 大学セミナー・ハウス 1974(3770/ 37/ 1A)

創設以来、セミナー・ハウスの発展に尽力した飯田宗一郎氏が過去を省み未来を考えて執筆したものです。

『「塔の家」白書 六坪に住んだ二〇年』 (住まい学大系10)東孝光[ほか]著 住まいの図書館出版局 1988.3(5270/ 246/ 88)

設計者の自宅として建てられた戸建の住宅である「塔の家」について、関係の論文、記事、評論、テレビ取材等を可能な限り収録しています。

『ヒルサイドテラス+ウエストの世界 都市・建築・空間とその生活』 槇 文彦編著 鹿島出版会 2006.4(DT/ 48・527/ 5001/ 2006)

代官山の象徴的存在として知られるヒルサイドテラスが1967年に構想されてから35周年を迎えたのを機に、施主である朝倉家の側からその歴史を辿ります。

『ヒルサイドテラス物語 朝倉家と代官山のまちづくり』 前田 礼著 現代企画室 2002.12(T/ 48・523/ 5001/ 2002)

代官山の象徴的存在として知られるヒルサイドテラスが1967年に構想されてから35周年を迎えたのを機に、施主である朝倉家の側からその歴史を辿ります。

『ヒルサイドテラス白書』 (住まい学大系071) 槇 文彦編著 住まいのc図書館出版局 1995.12(5278/ 3032/ 95)

建築、デザインだけでなく、都市文化、ライフスタイルについて多くのことが語られてきたヒルサイドテラスについて、建築面での計画のプロセスを中心に、関係者の発言を集めてその魅力にせまります。

『M in M project 1991-2001 博物館動物園駅の進化と再生』 若松 久男監修, 若松 久男編著, 上野の杜芸術フォーラム編著 ミュゼ 2002.1(T/ 31・526/ 5001/ 2002)

平成9(1997)年3月31日、京成電鉄「博物館動物館駅」が一時休業閉鎖となり、その65年の現役を退くことになりました。多くの人々に親しまれてきた博物館動物館駅の進化と再生の活動を「M in M Project」と名付け、一連の活動内容を紹介しています。

「そっと訪ねたい 東京宗教建築『東京人』21巻8号 通巻229号(2006年7月)

平成29年に選定された「ルーテル学院大学チャペル」や「カトリック目黒教会聖アンセルモ聖堂」等が紹介されています。

「特集 残したい、伝えたい 東京モダニズム建築『東京人』32巻5号 通巻383号(2017年5月)

平成29年に選定された「大学セミナー・ハウス」、平成30年に選定された「塔の家」や「ヒルサイドテラス」等が紹介されています。

東京都の近代建築について

『東京レトロ建築さんぽ』方 俊輔著, 下村 しのぶ写真 エクスナレッジ 2016.11(T/ 523.1/ 5084/ 2016)

幕末の開国から第二次世界大戦が終わるまでに建てられた洋風建築50件の魅力を、写真とともに紹介しています。

『東京建築さんぽマップ 厳選50ルートから選べる』 最新版 松田 力執筆・写真撮影 エクスナレッジ 2016.1(T/ 523.1/ 5066/ 2016)

明治から昭和に設計・建設された都内にある約500件の建物を掲載しています。東京の街並みを散歩しながら、建物を中心に見て回れる50ルートを紹介しています。

『ここだけは見ておきたい東京の近代建築 1』 小林 一郎著 吉川弘文館 2014.7(T/ 523.1/ 5075/ 1)
『ここだけは見ておきたい東京の近代建築 2』 小林 一郎著 吉川弘文館 2014.9(T/ 523.1/ 5075/ 2)

東京に残る明治・大正・昭和の建築を巡り、その魅力を紹介しています。1冊目では皇居周辺・23区西部・多摩を、2冊目では23区東部と下町の近代建築を巡ります。

『時代の地図で巡る東京建築マップ』 米山 勇著 エクスナレッジ 2013.7(T/ 521.6/ 5019/ 2013)

東京を19のエリアに分けて、江戸時代の切絵図、戦前の赤図と現在の地図を掲載し、そのエリアにある建築と見所を写真とともに紹介しています。

『20世紀東京の建築遺産50選』 東京建築士会編 東京建築士会 2002.5(T/ 523.1/ 5010/ 2002)

次代に遺し、受け継ぎたい東京の建築50件を選定し、写真や地図、概要を掲載しています。

『東京建築懐古録』 読売新聞社編 読売新聞社 1988.9(T/ 0・520/ 3003/)
『東京建築懐古録 2』 読売新聞社編 読売新聞社 1991.3(T/ 0・520/ 3003/ 2)
『東京建築懐古録 3』 読売新聞社編 読売新聞社 1991.12(T/ 0・520/ 3003/ 3)

有名建築ばかりでなく、新聞記者達が街の中を探し歩いて掘り出した建物も取り上げ、写真とともに紹介しています。

『建築の東京』 都市美協会編 都市美協会 1935.8(DT/ 0・520/ 72/ )

昭和10(1935)年6月8日に挙行された大東京建築祭を記念して刊行されたものです。大正から昭和初期に建設された、東京市内に存在する建築物の写真等を収録しています。

関連サイト

「文化庁 国立近現代建築資料館」

日本の近現代建築に関する資料(図面や模型等)について、劣化、散逸、海外への流出等を防ぐことを目的として、全国的な所在状況の調査、関連資料を持つ機関(大学等)との連携、緊急に保護が必要な資料の収集・保管、展示や普及活動を行っています。
資料館では、2018年9月9日(日)までの会期で平成30年度収蔵品展「建築からまちへ1945-1970 戦後の都市へのまなざし」を開催しており、坂倉準三、吉阪隆正+U研究室、大髙正人の建築資料や、池辺陽の「渋谷区復興計画案」の全容も紹介しています。

「江戸東京たてもの園」

平成5(1993)年3月28日に開園した野外博物館で、現地保存が不可能な文化的価値の高い歴史的建造物を移築し、復元・保存・展示しています。都立小金井公園の中に位置し、園内には江戸時代から昭和中期までの、30棟の復元建造物が建ち並んでいます

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