『東京のイルミネーション』の巻
平成30年11月1日
情報サービス課都市・東京情報担当
- 「訪都旅行者を魅了する都市景観の創出に向けた事業を開始『ライトアップモデル事業』」
(報道発表 平成30(2018)年4月27日 産業労働局、(公財)東京観光財団) - 「『東京夜景』マップガイド "夜景"や"ライトアップ"などのスポットを紹介したマップガイドを制作しました!」
(報道発表 平成29(2017)年11月24日 産業労働局)
このコーナーでは、都政や東京のニュースや話題をとりあげ、インターネット情報と都立図書館の資料をご紹介します。
さらに詳しい情報をお求めの場合には、御来館いただくか、電話(03-3442-8451)、Eメールレファレンス、文書でお問い合わせください。
以下の期間中、このページで紹介している資料を都立中央図書館1階の都市・東京情報コーナーで展示しています。ぜひご来館ください。
「東京のイルミネーション」
平成30年11月2日(金)〜 平成31年1月9日(水)
(休館日:11月16日(金)、12月6日(木)、12月21日(金)、12月29日(土)〜1月3日(木))
都内の秋冬のイベントでは、様々なイルミネーションを見ることができます。イルミネーションは建築物や橋、船などに電球やランプを配置して電飾するものです。明治期に日本にも取り入れられ、東京都では明治40(1907)年の東京勧業博覧会等で用いられました。その後現代に至るまで、様々なイベントにおける美しいイルミネーションは私たちを楽しませてくれます。また、街の明かりでつくられる夜景や、建物に照明を当てて美しく見せるライトアップも、夜の東京を彩ります。東京都では、東京2020大会に向けて、またその後も来都者を惹きつける都市を目指し、夜間の景観に磨きをかける取り組みを始めています。今回のクローズアップ都市・東京情報では、東京都内の様々な場所や年代のイルミネーションに関する資料をご紹介します。
☆印は都立中央図書館所蔵の資料です。★印はインターネットのホームページで関連の情報を見ることができます。
東京都の取り組み
☆『公共施設等のライトアップ基本方針』東京都政策企画局調整部政策課 2018.3(T/ 545.6/5002/2018)
東京の夜の景観に磨きをかけるため、「公共施設等のライトアップ基本方針」が策定されました。世界に誇れる、東京ならではの夜の景観づくりが進んでいきます。本文では、東京都のライトアップの現況と課題、推進方策等が示されています。
☆『運河エリアライトアップ・マスタープラン』[東京都港湾局]東京都港湾局 2018.3(T/ 545.6/ 5003/ 2018)
「運河エリアライトアップ・マスタープラン」は、夜間景観を創出し、運河の水辺空間の観光資源としての魅力を向上させることを目的に策定されました。本文では今後の運河エリアのライトアップの進め方や取り組みについて記載されています。中央卸売市場50年の歩みについてまとめた資料です。東京の市場の起源についても書かれています。
東京のイルミネーション案内
☆『東京夜景 テーマ別東京ナイトビューmap guide』 [東京都産業労働局観光部振興課編] 東京都産業労働局観光部振興課 2017.11(T/ 290.9/ 5988/ 2017)
時間や季節によって、さまざまな表情を見せる東京の夜景やイルミネーションの楽しみ方を紹介しています。エリアごとのマップや外国人留学生がすすめる「東京夜景」の紹介も掲載されています。東京都で毎年出している中央卸売市場に関する統計年報です。各卸売業者から毎月提出されるデータを基にまとめています。
☆『Tokyo night view : by theme Tokyo night views map guide.』Tourism Division, Bureau of Industrial and Labor Affairs, Tokyo Metropolitan Government 2017(FT/ 290.9/ 6004/ 2017)
先述の『東京夜景 テーマ別東京ナイトビューmap guide』の英語版です。
☆『東京夜景散歩 昼には見えない、夜だけの東京を見に行こう。 TOKYO NIGHT WALK』洋泉社 2010.11(洋泉社MOOK)(T/ 290.9/ 5634/ 2010)
新宿、渋谷、六本木など、エリアごとの夜景の魅力が豊富な写真とともに紹介されています。コラムも興味深い内容です。
☆『東京夜景がすてきなおいしいレストラン&バー』オフィス・クリオ著 メイツ出版 2010.11(T/ 673.9/ 5279/ 2010)
夜景を楽しむことができるレストラン、バーがあわせて65軒紹介されています。アクセスや利用用途が示されているほか、見たい夜景別にお店を探すことができるインデックス付きで、お店が選びやすい構成です。
☆『東京大夜景 珠玉の保存版!夜景を徹底的に追求した究極のガイドブック』ぴあ 2004.12 (ぴあMOOK)(T/ 290.9/ 5182/ 2004)
「夜景カラーセラピー」「公園&展望台スポット」等、様々な観点から夜景を紹介したガイドブックです。東京を中心とした夜景が合計380スポット掲載されています。
夜の光のプロたち
☆『東京夜景BEST』丸々もとお著 河出書房新社 2002.11(T/ 290.9/ 5032/ 2002)
☆『東京夜景ドライブ』丸々もとお著 七賢出版 1999.11(T/ 92・20/ 5003/)
☆『東京癒しの夜景』丸々もとお著 東京書籍 1999.10(T/ 92・20/ 5001/)
夜景評論家・丸々もとお氏の著作です。各資料では様々な夜景スポットを紹介し、一か所ずつ、丁寧な解説や紹介が付されています。これら以外にも、『東京夜景』1〜3等、丸々氏の夜景に関する著作を所蔵しています。
☆『LOVE THE LIGHT,LOVE THE LIFE 時空を超える光を創る』石井幹子著 東京新聞 2011.11(545.6/ 5033/ 2011)
☆『新・陰翳礼讃 美しい「あかり」を求めて』石井幹子著 祥伝社 2008.9(545.0/ 5012/2008)
著者は、東京都出身で照明デザイナーの第一人者である、石井幹子氏です。『LOVE THE LIGHT,LOVE THE LIFE 時空を超える光を創る』は、『東京新聞』夕刊への連載を加筆したものです。著者が作品を生み出すまでの過程や携わったイベントの様子等が綴られています、この資料以外にも、『光未来 石井幹子光のデザイン』等、石井氏の作品を所蔵しています。
イルミネーションスポットの写真集
それぞれの資料に、イルミネーションや夜景をとらえた写真が掲載されています。
☆『日本のイルミネーションBest 夜景のプロが絶対オススメする』丸々もとお,丸田あつし著 廣済堂出版 2016.9(748.0/ 7402/ 2016)
p.38-41に、丸の内など都内のイルミネーションスポットが掲載されています。
☆『日本の夜景』丸田あつし,丸々もとお著 エンターブレイン 2010.10(748.0/ 6528/ 2010)
p.32-39に、赤坂やレインボーブリッジ等、都内の夜景が紹介されています。
☆『東京タワーズ』谷口巧著 幻冬舎 2012.2(T/ 748.0/ 5213/ 2012)
☆『東京634 東京スカイツリー写真集』小野寺宏友撮影・著 ソフトバンククリエイティブ 2012.5(T/ 24・526/ 5014/ 2012)
☆『昭和記念公園の四季』瀬戸豊彦写真・文 けやき出版 2007.10(T/ 68・629/ 5002/ 2007)
☆『東京ミッドタウンのアートとデザイン』清水敏男監修 三井不動産株式会社,東京ミッドタウンマネジメント株式会社総合監修 東京書籍 2007.8(T/ 35・526/ 5001/ 2007)
☆『六本木ヒルズ×篠山紀信』篠山紀信著 幻冬舎 2006.4(DT/ 35・748/ 5003/ 2006)
☆『東京デーモン』内山英明著 アスペクト 2005.4(DT/ 748.0/ 5069/ 2005)
国内でも有数の権威ある写真賞である、「土門拳賞」の第25回受賞作品です。
あの頃の東京のイルミネーション
☆『東京ミレナリオ祝祭の「輝」跡』オレンジページ 2006.12(DT/ 34・545/ 5001/ 2006)
東京の冬の風物詩として1999年から2005年まで開催された「東京ミレナリオ」。その軌跡を振り返ることのできる写真集です。
☆『夜の東京』日本交通出版 [1970頃] (ST/ 290.9/ 5692/ X)
東京タワーや銀座の街のイルミネーション等、昭和時代と思われる東京の夜をとらえた絵葉書が8枚セットになっています。
☆『東京勸業博覽會寫真帖総合本』青雲堂 [1907](T/ 606.9/ 5085/ 1907)
明治40(1907)年の、東京府が主催した東京勧業博覧会の写真帖です。「観月橋」や「機械館」、「外国館」等のイルミネーションが撮影された写真(白黒)が3枚収録されています。
☆『東京平和博覽會夜景』石川 (製作) [1922](ST/ 606.9/ 5095/ 1922)
大正11(1922)年に開催された平和記念東京博覧会の第一、第二会場の夜景の絵葉書が8枚セットになっている資料です。絵葉書は色つきです。
関連サイト
★「東京の観光サイト GO TOKYO」内「東京のイルミネーションを楽しむ」
東京の観光公式サイト内のページです。都内で開催されるイルミネーションのイベントが18件紹介されています(2018年11月1日現在)。イベントの開催時期によっては、各リンク先に最新の詳細な情報が掲載されています。
東京都庁の第一本庁舎45階にある展望室では、地上202メートルの高さから東京の街を一望できます。無料(2018年11月1日現在)で東京の夜景をお楽しみいただけます。このページ内では、展望室の利用についてご案内しています。