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『有栖川宮記念公園と麻布地域を愉しむ』の巻

令和元年5月9日公開

このコーナーでは、都政や東京のニュースや話題をとりあげ、インターネット情報と都立図書館の資料をご紹介します。
さらに詳しい情報をお求めの場合には、ご来館いただくか、電話(03-3442-8451)、Eメールレファレンス、文書でお問い合わせください。


以下の期間中、このページで紹介している資料を都立中央図書館1階の都市・東京情報コーナーで展示しています。 観光パンフレット、マップ類も各種あります。是非お立寄り下さい。
「有栖川宮記念公園と麻布地域を愉しむ」
令和元年5月10日(金)〜7月3日(水)(休館日:5月9日(木)、5月17日(金)、6月6日(木)、6月11日(火)〜6月20日(木))


東京都立中央図書館がある港区有栖川宮記念公園は、都会の中にあって自然豊かな、景観の素晴らしい公園です。日本庭園の雰囲気が残り、様々な銅像、記念碑が建ち、樹木の種類が豊富で大樹が多く、四季折々に野鳥や小動物の姿を見ることもできます。

江戸時代には盛岡藩南部家の下屋敷でしたが、明治29年に有栖川宮威仁親王の御用地になりました。大正2年、同宮家が絶えたため、有栖川宮の旧称、高松宮家が祭祀を継ぎました。その後、児童福祉を目的とする遊び場に深い関心を寄せられていた高松宮殿下が、故有栖川宮威仁親王の20年のご命日にあたる昭和9年1月15日に、この地を東京市に賜与。東京市は同年11月に記念公園として開園し、その後、北東部を編入して昭和50年に港区に移管しました。

今回は、有栖川宮記念公園や都立中央図書館のある周辺、麻布地域の歴史や変遷、観光ガイド他を当館所蔵の資料でご紹介するとともに、観光マップ、お散歩マップ他の資料も集めました。

☆印は都立中央図書館所蔵の資料です。★印はインターネットのホームページで関連の情報を見ることができます。

有栖川宮記念公園のことがわかる資料

☆『港区史跡散歩 俵元昭著 学生社 1992.11T/ 35・20/6/92

港区にある史跡や文化財のある場所を案内しています。4 麻布と六本木のうちで(p.129〜)の項で、有栖川公園・都立中央図書館を紹介しています。

☆『ネイチャリングミナト港区の自然ガイドブック編集委員会編 港区 1991.3 (T/35・40/3001)

都市化が進み商業地が広がっている港区ですが、海が近く、緑豊かな公園が点在するなど、まだ多くの自然が残されている側面を持っています。都会の中に息づく自然を動植物写真などで紹介しています。p.94頁から有栖川宮記念公園を特集している他、巻末資料編で生き物の目撃報告分布や緑の分布、巨木の所在地などが紹介されています。

☆『東京文化財の旅 2毎日新聞社 1999.4 (T/0・700/3033/2)

第1章で港区の文化財をまとめており、「麻布・六本木界隈」の項で有栖川宮記念公園が紹介されています。

☆『ハロー・グリーン港区土木部土木計画課緑化推進係編 港区 1987.3 (T/35・62/5)

港区のみどり案内という副題がついている資料です。p.4045で有栖川公園、都立中央図書館が美しい写真とともに紹介されています。全体的にも写真が多く地域の自然、歴史がわかりやすい資料です。

☆『東京・石と造園100小林章著 東京農業大学出版会 2018.12 (T/629.6/5003/2018)

東京は石と造園の深い関わりを知る、格好の都市だそうです。大名庭園や寺社境内、都市公園などに様々な石が使われ、造園作品となっているからです。この本は造園に着目したガイドブック。有栖川宮記念公園もp.42〜47で紹介されています。

☆『有栖川宮記念公園』[港区麻布地区総合支所編] 港区 2009.3 (T/35・629/5019/2009)

港区が発行した有栖川宮記念公園パンフレットです。公園マップを見開きで掲載している他、公園の歴史、四季折々の写真などで構成されています。

☆『有栖川宮記念公園』前島康彦著 東京都公園協会 1981.10 (T/35・62/3)

有栖川宮記念公園のある場所の、江戸時代からの今日までの変遷、有栖川宮御用地から高松宮御用地へと変わった理由、有栖川宮記念公園の設計から開園まで、そして都立中央図書館が建てられたいきさつ他が詳しく書かれた資料です。

☆『都市公園』137号 東京都公園協会 1997.6

p.42〜51で「有栖川宮記念公園」-港区・移管後の記録-内藤修平(港区公園係長)の記事が掲載されています。公園の樹木、池の浚湈(しゅんせつ=水底の土砂を掘取って運搬処分する作業のこと)、地下防空壕の発掘と埋め戻し、満州井戸の設置、蛍の飼育、池水浄化施設の設置といった小見出しが立てられています。

☆『有栖川宮記念公園案内』[東京市役所編]東京市 [193-](T/35・62/5001/G)

有栖川宮記念公園の概要や開園までの歴史を紹介したパンフレットです。

港区麻布地域のことがわかる資料

☆『生き物たちにやさしい生活都心の提案』[港区編]1991.3(T/35・51/3007)

港区の緑と泉の自然回復計画が作成されたときの資料です。平成3年現在の現況、各場所の問題点などを明らかにし、自然回復の目標設定をしています。現在に至る港区の自然回復の道筋が見えてきます。 

☆『麻布その南西部』港区教育委員会編 1968(970/ M496/ M1-4

『港区の文化財』シリーズの第4集です。江戸時代以降、麻布地域がどのような変遷を遂げてきたかを写真、地図、解説で紹介しています。p.2526で麻布南西部の大正5年、昭和5年の地図が掲載されています。ともに現在の有栖川宮公園が高松宮御用地だったことを示しています。

☆『知られざる「六本木ヒルズ」完全ガイド』マガジンハウス 2013.6 (T/35・673/5011/2013)

有栖川宮記念公園から歩いて10分ほどの所にある六本木ヒルズを詳しく紹介している『カーザ ブルータス』の別冊ガイド本です。2013年版なので、多少変わっている部分もありますが、六本木ヒルズの魅力がよく語られています。

☆『南麻布物語』野嶋克己編・解説 史輝出版 1994.10T/ 35・90/ 3001 

こだわりと個性をもった店が多く、起伏に富んだ街に歴史を感じさせる坂や神社仏閣が多く点在している南麻布。各界著名人が記した南麻布を舞台にした作品を集録しています。

☆『港区基本計画 麻布地区版計画書 平成27年度-平成32年度』港区麻布地区総合支所協働推進課編 港区麻布地区総合支所協働推進課 2015.3 (T/35・318/5029/2015) 

港区麻布地区の2015年度から2020年度の開発計画書です。人に優しい都市空間のまち、誰もが愛着を感じるまち、生活者の目線にたったまち、の三本柱でその実現を目指し、11の事業計画を打ち出しています。

☆『もう一度、一緒にあの坂を』 永岡義久原作 幻冬舎メディアコンサルティング 2017.9 (T/910.2/5162/2017) 

「坂」に思いを寄せ、文学研究を続けた永岡義久氏の他界後に、その作品と人を偲び、文学探訪記として書籍化した本です。 文豪たちは「坂」に何を想い、作品に登場させたのか、などわかります。

☆『東京都港区近代沿革図集 麻布・六本木』 港区立三田図書館編 港区立三田図書館 1977 (T/35・26/1/5A) 

江戸時代から昭和51年までの麻布・六本木の町の変化を地図でたどった資料です。麻布・六本木の町名変遷表年表、幕末の武家地・寺社地一覧他が掲載されています。

☆『人に話したくなる江戸怪奇ミステリー』 日本ミステリー研究会編・著 竹書房 2014.5 (T/35・26/1/5A) 

江戸の町に出没した妖怪、江戸の人々を震え上がらせた怪奇話などをまとめた本です。現在の港区麻布界隈では、狐騒動、全長1メートルの猫又他の話が紹介されています。

☆『江戸東京物語 山の手篇』 新潮社編 新潮社 1994.1 T0200/3160/3) 

江戸東京400年の歩みを作家や歴史的事件などのエピソードで綴っている本です。1章で赤坂・麻布界隈のエピソード7つを紹介しています。

☆『歩いてみたい東京の坂 下』 歴史・文化のまちづくり研究会編 地人書館 1999.1(T0・200/3398/2) 

千代田・港・渋谷・目黒・品川・大田・世田谷区の坂を23のエリアに編成して、その坂の場所、魅力や歴史、名前の由来などを紹介しています。都内有数の坂の多さを誇る港区。有栖川宮記念公園周辺にも多くの歴史ある坂があります。

都立図書館周辺地域のガイドブック、観光ガイドなど

☆『東京・街角のアート探訪 1』佐藤 曠一編著 日貿出版社 2006.10 (T/712.1/5004/1)  

街にはアートがたくさん潜んでいます。この本では公的な空間に置かれたパブリックアートを紹介しています。何のために誰が作ったのかなどがわかります。あまり知られていないアートを求めて散策してみるのも楽しいかもしれません。

☆『江戸・東京歴史の散歩道 3』街と暮らし社編 街と暮らし社 2001.6 (T/0・200/5002/3)  

港区、品川区、大田区、目黒区の裏路地散歩ガイドです。歴史と文学を求めての散策にとても役立つ資料です。南麻布・元麻布・麻布台の項に有栖川宮記念公園や都立中央図書館の紹介があります。

☆『女流作家のモダン東京』 生田誠編著 河出書房新社 2015.1 (T/367.2/5090/2015)  

『赤毛のアン』著者の村岡花子や柳原白蓮を中心とした女流作家や文化人が暮らした場所などに焦点を当て、紹介した散策ガイドブックです。都立中央図書館の界隈からは東洋英和女学校、鳥居坂、麻布、麻布十番などが取り上げられています。

☆『恵比寿食本ぴあ』ぴあ 2016.8 (T/48・673/5012/2016) 

恵比寿を中心に、広尾や代官山といった有栖川宮記念公園周辺地域のグルメガイドブックです。

☆『美味しい理由』 Propeller Plane 2017.3T/673.9/5493/2017

都内の抜群に美味しいといわれている店の美味しい理由を素材、調理技術、もてなし、空間他の視点で紹介しています。港区から6店舗が紹介されています。

☆『手みやげを買いに』京阪神エルマガジン社編 京阪神エルマガジン社 2018.11 (T/596.0/5248/2018) 

麻布十番のおいなりさん、柴又の草団子、新橋のマドレーヌ...。東京ローカルの手みやげを紹介するガイド本です。東京手みやげMAPも掲載しています。

☆『港区 今日、どこ行く?』JTBパブリッシング企画・編集・制作 港区観光協会〔2018〕(T/35・290/5057/2018

港区を5つのエリアに分けて、歩く、食べる、買うための情報を掲載しています。街歩きマップ付きです。

☆『大使館のある街』JTBパブリッシング企画・編集 JTBコーポレートセールス [2018] (T/35290/5040/2019 

日本にある大使館のうち、約半数が集積している港区は、国際色豊かなエリア。このガイドブックは毎年1月に開催され、大使館を巡るスタンプラリーなどイベント満載の"港区ワールドフェスティバル"と連動して刊行されています。ミュージアム&庭園めぐり、港区で楽しめるワールドグルメ、港区の魅力ある商店街の紹介など掲載されています。港区内の約80の大使館等の場所がわかる「おさんぽMAP」付きです。

☆『東京ウォーキングマップ春・夏編』 TBS編 講談社 2008.4 (T/290.9/5331/1) 

2001年4月から200912月までTBSで放送された旅情報番組「東京ウォーキングマップ」の書籍版です。21人の、番組が散歩師と呼ぶ人たちによる独自視点の街歩きベストコースを紹介しています。P.12からの「東京タワー」の項で麻布地域を含んだコースを紹介しています。

☆『江戸散歩』山本 博文著  KADOKAWA 2016.10 (T/290.9/5914/2016)  

江戸時代の切絵図と現代を重ね合わせながら、東京の散歩を楽しむコースや楽しみ、見どころを紹介した本です。P.130から港区の名所旧跡をたどるコースを紹介しています。

☆『ぷちバス散歩』 講談社編 講談社 2014.11 (T/290.9/5788/2014)  

通常より安い料金で乗れる小さなバス、コミュニティバス。23区内の路線を紹介しつつ、見どころ多いルートの楽しみ方を紹介しています。

☆『バリアフリーまち歩きmap in 港区 港区産業・地域振興支援部観光政策担当編
港区 2017.7
 

港区内の人気観光スポットを11コースに分け、赤ちゃん連れ、高齢者、車いす利用者でも利用しやすい施設、名所を案内しています。麻布十番商店街を散策しながら、歴史・伝統ある麻布の名所を巡れる麻布コースが紹介されています。

関連サイト

★「有栖川宮記念公園」

アメニス・ケイミックス・日比谷花壇グループが運営している有栖川宮記念公園の公式ホームページです。「有栖川宮記念公園とは」「施設案内MAP」「交通アクセス」「ご利用案内」「トピックス」「スタッフブログ」で構成されています。

★「港区 有栖川宮記念公園」

港区公式ホームページ内にある有栖川宮記念公園の紹介ページです。

★「港区観光協会 VISIT MINATO CITY オフィシャル・ビジター・ガイド」

港区観光協会が運営している港区ビジター・ガイドサイトです。エリアガイドマップをクリックすることでその地域のグルメ、観光、ショッピング他の情報が入手できるとともに、サイトから観光ボランティアによるガイドツアー申込み、派遣ガイドツアーの申込みができます。

★「港区ゆかりの人物データベース 有栖川宮熾仁親王」

有栖川宮記念公園内にある騎馬像のモデル、有栖川宮熾仁親王の紹介をしているサイトです。

★「麻布十番未知案内」

麻布十番と周辺地域のガイドサイトです。トップページ上の周辺案内をクリックすると有栖川宮記念公園の案内に飛ぶことができる他、麻布周辺の観光、ショッピング、グルメ案内などを見ることができます。

★「東京とりっぷ」

一般社団法人プレスマンユニオンが運営する東京の観光情報サイトです。おすすめスポットをプルダウンしてジャンルを選び、観光に関するページに飛べます。また、上部一番右側の虫眼鏡のマークsearchをクリックし、「港区」などと入力すると、その地域の観光情報を得ることができます。

★「GO TOKYO」

東京の観光公式サイトです。「エリアガイド」「見る・遊ぶ」「旅の計画」といったコンテンツが用意されており、「エリアガイド」ページから地域を選択すると希望地域の観光情報が入手できます。麻布地域は東京南部。都立中央図書館周辺の六本木、麻布十番、東京タワー&周辺エリア、恵比寿の情報が掲載されています。

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