『東京を駆けろ!』の巻
令和元年7月4日公開
- 「東京がひとつになる日。 東京マラソン2019 3月3日(日曜日)開催」
(『広報東京都』平成31年2月号) - 「東京マラソン2019」
(知事の部屋/活動の紹介(平成31年(2019年)3月7日))
このコーナーでは、都政や東京のニュースや話題をとりあげ、インターネット情報と都立図書館の資料をご紹介します。
さらに詳しい情報をお求めの場合には、ご来館いただくか、電話(03-3442-8451)、Eメールレファレンス、文書でお問い合わせください。
以下の期間中、このページで紹介している資料を都立中央図書館1階の都市・東京情報コーナーで展示しています。 是非お立寄り下さい。
「東京を駆けろ!」
令和元年7月5日(金)〜7月31日(水)(休館日:7月19日(金))
来年、7月24日から東京2020オリンピック競技大会、8月25日から東京2020パラリンピック競技大会がいよいよ始まります。
時代はさかのぼりますが、2000年には「Qちゃん」こと高橋尚子選手がシドニーオリンピック競技大会で当時のオリンピック新記録をたたき出し、金メダルを獲得。ニックネームである「Qちゃん」が同年の新語・流行語大賞に入賞するなど、一大ムーブメントが巻き起こりました。
2007年には「東京マラソン」も始まり、マラソンは市民により身近なものになっていきます。
では、日本で市民が参加するマラソン大会が初めて開催されたのはいつ頃でしょうか?
『市民マラソンがスポーツ文化を変えた』(関西大学出版部 2017年3月)によると、1967年に開催された「青梅マラソン」が市民マラソンの始まりであると書かれています。青梅マラソンの公式サイトを見ると、当時の参加者は「一般30キロ182人、高校10キロ155人、合計337人」だったそうです。2018年の大会には「16,626名」が参加し、いまや例年15,000人以上が集う大きな大会となっています。
今回は、東京都内のランニングルート、ランニングの方法論について書かれた資料のほか、東京都内で開催される代表的なマラソン大会である「東京マラソン」に関する資料をご紹介します。
☆印は都立中央図書館所蔵の資料です。★印はインターネットのホームページで関連の情報を見ることができます。
日本におけるマラソンの歴史を知る
☆『市民マラソンがスポーツ文化を変えた』亀井克之著 関西大学出版部 2017年3月 (782.3/5236/2017)
関西大学経済・政治研究所、スポーツ・健康と地域社会研究班が開催した3つのセミナーの内容をまとめたもの。「市民マラソン」が社会にもたらしたものはなにかについて、「スポーツ文化」をキーワードに考えていく。
☆『マラソンと日本人』武田薫著 朝日新聞出版 2014年8月 (782.3/5183/2014)
日本人にとってマラソンとはなんなのか。それを知るために、日本のマラソン史を振り返る。
☆『走ることで人生が変わった』貞池龍彦著 書肆侃侃房 2014年3月 (782.0/5091/2014)
「走ることで人生が変わった」と感じる著者による、走ることの魅力に憑かれたランナー27人へのインタビュー。
☆『すべてのマラソンランナーに伝えたいこと』瀬古利彦著 実業之日本社 2012年2月 (782.3/5138/2012)
著者が自身の経験を踏まえ、マラソンについて知っておいてもらいたいこと、伝えておきたいことを書き残す。
フルマラソンを走りきるために
☆『ゼロから始めるフルマラソンの本 改訂版』内山雅博監修 枻出版社 2018年12月 (782.3/5068/2018)
シューズ、ウェアの選び方に始まり、目標完走タイムに応じたトレーニングの仕方を解説。
☆『マラソンランナーへの道 [正]』鍋倉賢治著 大修館書店 2018年3月 (782.3/5244/2018)
マラソンチャレンジのサポートを目指し、「今は20〜30分しか走れそうにない」という人を対象にマラソン完走までの道筋を提示。
☆『マラソンランナーへの道 続』鍋倉賢治著 大修館書店 2018年12月 (782.3/5244/2)
すでにマラソンを何度か走り、もう一つ上のレベルを目指したいランナーに向けた続編。
☆『マラソンの科学 科学的知識で誰でもフルマラソンは完走できる!』鍋倉賢治監修 洋泉社 2017年3月 (D/782.3/5235/2017)
Q&Aから始まり、トレーニングの基礎知識やレースへの準備、体のケアについて解説。
☆『正しいマラソン どうすれば走り続けられるか?タイムを縮めるロジックとは?』金哲彦編著 SBクリエイティブ 2017年1月 (782.3/5229/2017)
マラソンのトレーニング理論やレース攻略法について、多方面のスペシャリストが集い最先端の情報をコンパクトにまとめている。
☆『42.195KM トレーニング編 第2版』齊藤太郎編 フリースペース 2016年1月 (782.3/5117/1-2016)
「自己記録の更新を目指す市民ランナー」を想定して企画され、マラソントレーニング法から日々のコンディショニング、レースを快走するための準備やレースプラン等について解説。
☆『タロウメソッドみんなのマラソン練習365』齊藤太郎著 ベースボール・マガジン社 2015年6月 (782.3/5202/2015)
実業団のコーチも務めていた著者が、マラソンの練習法について解説。具体的な練習メニューや季節ごとのアドバイスも掲載。
東京都内のランニングコース
☆『TOKYO RUNNING GUIDE 東京は世界一のランニングタウンだ!』文藝春秋 2016年4月 (T/782.0/5014/2016)
ランニングコースに加え、銭湯やグルメを紹介。
☆『東京安心&快適ランニングコースガイド 全56コース』牧野仁監修 メイツ出版 2010年12月 (T/782.0/5011/2010)
東京を6つの地区に分け、56コースを紹介。
☆『ゆるゆるランニングMAP@東京 スローランナーのための東京都心コースガイド』東京地図出版 2009年11月 (T/782.0/5009/2009)
「定番ラン」「ナイトラン」「プチ旅ラン」の3つの章立てで、18コースを紹介。
☆『ランニングまっぷる東京 持って走れる詳細コースマップ付,東京を走るランナーのためのコースガイド,全コース実走&徹底調査!』昭文社 昭文社 2007年4月 (T/782.0/5004/2007)
初心者ランナーのために約5kmのコースを中心に制作し、50コースを紹介。歴史的スポットや公園を通過して1周してスタート地点に戻ってくるように設定されている。
☆『東京市民マラソンアイコンマップ』東京観光財団監修、『地球の歩き方』編集室著編集 ダイヤモンド・ビッグ社 2007年2月 (T/782.3/5003/2007)
2007年当時の東京の市民参加型マラソンのコースを掲載。地図上には、マラソンコースに沿ってランドマークをアイコンで表示。
☆『東京周辺ランニングコースガイド 風景を楽しみながらシティランニング』山と溪谷社編 山と溪谷社 2006年5月 (T/782.0/5002/2006)
皇居周辺から多摩の丘陵まで、1コース10km〜15kmを基準にオリジナルで選んで実走した26コースを紹介。
東京マラソン
☆『メトロで追っかけ応援団 東京マラソン2019ルートマップ』東京メトロ [2019] (ST/782.3/5042/2019)
東京マラソン2019を東京メトロを利用して応援に向かう人に向けた地図。「ランナー通過予想時刻」や「サポーター応援モデルルート」も掲載。
☆『東京マラソン公式ガイドブック 2012』講談社 2011年12月 (T/782.3/5019/2011)
初開催の2007年から2011年までを簡単に振り返る「東京マラソンヒストリー 2007-2011」のほか、「東京マラソン 大沿道観戦ガイド」「東京マラソン2011 マラソン完走者全記録」を掲載。
☆『東京マラソン完走ガイド レース直前!トレーニング法+完全コースガイド』山と溪谷社 2009年1月 (T/782.3/5013/2009)
「東京マラソン完全コースガイド」や起床からフィニッシュ後までをまとめた「東京マラソンの1日」を掲載。
☆『東京マラソンの走り方 はじめてのTOKYOマラソン』谷川真理監修 コスミック出版 2008年8月 (T/782.3/5011/2008)
中島進さんの「東京マラソン体験記」やトレーニングのポイントを掲載。
☆『東京マラソンの舞台裏 東京を3万人が走るまで』川端康生著 枻出版社 2008年2月 (T/782.3/5009/2008)
東京マラソン開催に尽力した関係者のインタビューを中心に構成。今後の東京マラソンの可能性についても言及する。
☆『東京マラソン』遠藤雅彦著 ベースボール・マガジン社 2008年2月 (T/782.3/5007/2008)
東京マラソン組織委員会事務局の事務次長を務めた著者が、第1回大会開催までの道のりと運営について振り返る。
☆『東京マラソン完全ガイド ジョギング素人のあなたも楽しく完走できる!』ダイヤモンド社編 ダイヤモンド社 2007年8月 (T/782.3/5005/2007)
東京マラソンの魅力やランナー目線で大会当日をシミュレーションした「仮想ドキュメント 東京マラソン2008」を掲載。
関連サイト
2020年3月1日(日)に開催される「東京マラソン2020」の大会公式ウェブサイトです。
2019年12月1日(日)に開催される「MINATOシティハーフマラソン2019」の公式サイトです。