『都心部に2つの新駅が開業』の巻
令和2年7月3日公開
- 「高輪ゲートウェイ駅の概要について 〜新たな駅サービス設備の試行導入・これまでにないエキナカ店舗の誕生〜」(PDF形式 2270KB)
(2019年12月3日 東日本旅客鉄道株式会社 ニュースリリース) - 「2020年6月6日(土)日比谷線虎ノ門ヒルズ駅 開業」
(2020年6月2日 東京地下鉄株式会社 ニュースリリース)
このコーナーでは、都政や東京のニュースや話題をとりあげ、インターネット情報と都立図書館の資料をご紹介します。
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2020年、東京都に2つの新駅が開業しました。「高輪ゲートウェイ」(JR山手線)は1971年の西日暮里駅開業以来の新駅、「虎ノ門ヒルズ」(東京メトロ日比谷線)はなんと日比谷線が1964年に全線開通して以降初めての新駅です。
高輪ゲートウェイ駅には、無人AI決済ができる店舗が常設で設置されたほか、AIを活用した案内ロボット等、最新の技術が試行導入されています。
まだまだ周辺の開発が進んでいる両駅、今後の発展に期待が高まります。
*参考→「『山手線、40年ぶりに新駅』の巻」(2012年2月15日)
☆印は都立中央図書館所蔵の資料です。★印はインターネットのホームページで関連の情報を見ることができます。
新駅を知る「高輪ゲートウェイ」
☆「「広告枠がほぼない」新しい駅の形 高輪ゲートウェイ駅」 『ブレーン』 60巻 6号 通巻719号 (2020年6月) 宣伝会議 p.72-74 (雑誌)
☆「高輪ゲートウェイ駅」 『新建築』 95巻 7号 (2020年5月) 新建築社 p.76-85 (雑誌)
☆「高輪ゲートウェイ駅開業」高瀬文人著 『東京人』 35巻 6号 通巻425号 (2020年5月) 都市出版 p.126-129 (雑誌)
☆「高輪ゲートウェイ駅が巻き起こす駅革命」 『旅と鉄道』 10巻 4号 通巻82号 (2020年3月増刊) 天夢人 p.10-19(雑誌)
☆「こう変わる!2020年の駅・路線 JR東日本 山手線・京浜東北線 高輪ゲートウェイ駅開業」 『旅と鉄道』 10巻 3号 通巻81号 (2020年3月) 天夢人 p.36-37 (雑誌)
☆「東京都心の主要駅整備 虎ノ門ヒルズ駅と高輪新駅が開業」 『日経コンストラクション』 727号 (2020年1月13日) 日経BP社 p.55 (雑誌)
☆『首都圏鉄道事情大研究 将来篇』 川島令三著 草思社 2019年12月(T/ 686.2/ 5252/ 1 7112491140)
p.32-33「高輪ゲートウェイ駅には京浜東北線も停車する」、p.34-36「駅名について」があります。
☆『山手線に新駅ができる本当の理由』 市川宏雄著 メディアファクトリー 2012年8月(T/ 35・518/ 5015/ 2012 7100954267)
新駅の建設が発表された2012年当時に、品川-田町駅間の都市開発の未来を述べている資料です。
新駅を知る「虎ノ門ヒルズ」
☆「こう変わる!2020年の駅・路線 東京メトロ 日比谷線 虎ノ門ヒルズ駅開業」 『旅と鉄道』 10巻 3号 通巻81号 (2020年3月) 天夢人 p.38 (雑誌)
☆「東京都心の主要駅整備 虎ノ門ヒルズ駅と高輪新駅が開業」 『日経コンストラクション』 727号 (2020年1月13日) 日経BP社 p.55 (雑誌)
☆「ズームアップ[トンネル] 逆巻きで営業線囲む2層の躯体構築 地下鉄日比谷線虎ノ門ヒルズ駅新設工事(東京都)」 『日経コンストラクション』 720号 (2019年9月23日) 日経BP社 p.10-17 (雑誌)
☆「特集:都市と土木 まちづくりと一体となった鉄道施設整備の推進―日比谷線虎ノ門ヒルズ駅整備事業・銀座線虎ノ門駅改良事業―」野焼計史著 『土木施工』 60巻 4号 通巻748号 (2019年4月) オフィス・スペース p.25-30(雑誌)
☆『東京都都市計画審議会事前説明資料 (219回[別冊4])』 東京都都市整備局都市づくり政策部都市計画課編 東京都都市整備局都市づくり政策部 2017年9月(T/ 318.7/ 5108/ 219-4 7109671128)
虎の門ヒルズがある、「虎ノ門一丁目・二丁目地区」の都市計画の素案です。
山手線を知る
山手線の歴史等については、上記「『山手線、40年ぶりに新駅』の巻」もあわせてご覧ください。
☆『東京古地図散歩<山手線> 50年前、100年前の山手線沿線にタイムトリップ!』 生田誠著 フォト・パブリッシング 2019年3月(T/ 686.2/ 5242/ 2019 7111542736)
山手線のそれぞれの駅について明治、大正、昭和の地形図や古写真等を用いて紹介しています。p.66-69に「山手線30番目の新駅 高輪ゲートウェイ」があり、1916年、1955年の地形図を見ることができます。
☆『ぐるり一周34.5キロJR山手線の謎2020』 松本典久編著 実業之日本社 2018年1月(T/ 686.2/ 5081/ 2018 7109923421)
山手線の歴史やそれぞれの駅の物語について記されています。p.219-222に「品川新駅(仮称)」があります。
☆『山手線 駅と町の歴史探訪 29駅途中下車地形と歴史の謎を解く』 小林祐一著 交通新聞社 2016年1月(T/ 686.2/ 5181/ 2016 7106846543)
山手線29駅について、開業に至るまでのエピソードや駅の変遷、東京ならではの地形と山手線との関係等を述べています。
日比谷線を知る
東京メトロの歴史等をまとめた資料を紹介します。
☆『ここがすごい!東京メトロ 実感できる驚きポイント』 土屋武之著 交通新聞社 2019年4月(T/ 686.2/ 5243/ 2019 7111637016)
p.79-100に、「第3章 日比谷線 営団における相互直通運転の嚆矢」があり、路線の歴史や車両等が簡単にまとめられています。
☆『徹底カラー図解東京メトロのしくみ』 マイナビ出版編集部編, 東京地下鉄株式会社協力 マイナビ出版 2017年12月(T/ 686.2/ 5219/ 2017 7109798430)
東京メトロの各路線の紹介や車両・列車のしくみ、歴史や豆知識等があります。
☆『東京メトロ建設と開業の歴史 パンフレットで読み解く』 東京地下鉄株式会社編著 実業之日本社 2014年4月(T/ 686.0/ 5033/ 2014 7103762323)
p.86-105に日比谷線があり、開業当時のパンフレット等が掲載されています。
☆『帝都高速度交通営団史』 東京地下鉄株式会社編 東京地下鉄 2004年12月(T/ 686.0/ 5005/ 2004 5010171584)
東京地下鉄株式会社の発足に伴い、その前身である帝都高速度交通営団の歴史をまとめた資料です。p.55-57に、「日比谷線の全通」についての記述があります。