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『江戸東京の怪談』の巻

令和8年5月7日公開

このコーナーでは、都政や東京のニュースや話題をとりあげ、インターネット情報と都立図書館の資料をご紹介します。
さらに詳しい情報をお求めの場合には、ご来館いただくか、電話(03-3442-8451)、Eメールレファレンス、文書でお問い合わせください。


 江戸の昔から、夏は怪談の季節として親しまれてきました。怪談は、ただ怖い話というだけではなく、当時の人々の暮らしや信仰、土地の記憶を今に伝える文化でもあります。
 本展示では、『四谷怪談』や『皿屋敷』など誰もが知る怪談をはじめ、東京の各地域に語り継がれてきた民話や伝承、現代でも人気の江戸の妖怪の物語、さらに明治期の文豪たちが文学作品として描いた怪談まで、多様な視点から江戸東京の怪談文化をたどります。 また、各地の怪談スポットを地図でたどれる資料も展示しています。物語の舞台に思いを巡らせながら、江戸から東京へと続く時間と土地のつながりを感じていただければ幸いです。

☆印は都立中央図書館所蔵の資料です。★印はインターネットのホームページで関連の情報を見ることができます。

江戸から語り継がれる怪談

『眠れなくなる怪談沼 実話四谷怪談』 川奈 まり子/著 講談社 2023.5(T/910.2/5192/2023 7116698865)

 古典的な『四谷怪談』とお岩さまの伝承のバリエーションを時系列に沿って把握しながら、『四谷怪談』にちなんだ実話怪談を紹介する資料です。

『四谷怪談地誌』 塩見 鮮一郎/著 河出書房新社 2008.6(T/912.5/5002/2008 5015406683)

 『四谷怪談』の下敷きになった実話をもとに、作者鶴屋南北の意図や、ゆかりとなった土地の意味、背景にある忠臣蔵の浪士たちについても掘り下げていく資料です。

『皿屋敷 幽霊お菊と皿と井戸』(江戸怪談を読む) 横山 泰子/著 白澤社 2015.7(/388.1/5395/2015 7106013253)

 講談『番町皿屋敷』のスタンダード版である馬場文耕『皿屋舗辨疑録』の原文に注と現代語訳を付して抄録したものに加え、国文学、芸能史、民俗学の専門家が皿屋敷とお菊さんについて論じます。

『女霊の江戸怪談史 大衆化する幽霊像』 堤 邦彦/著 三弥井書店 2024.10(/910.25/5131/2024 7118703258)

 幽霊とは何か。江戸の女性を取り巻く社会環境的な要因を見据えながら、日本人と怪異のかかわりを明らかにし、日本における幽霊像の生成に再検討を試みる資料です。

『吉原の怪談』(江戸怪談を読む) 高木 元/著 白澤社 2025.4(/913.50/5048/2025 7119093510)

 蔦屋重三郎が江戸吉原で開業して間もないころ出版した、吉原遊郭に伝わる奇談集『烟花清談』の中から、怪異趣味の強い話を精選して抄録した資料です。

『江戸の闇・魔界めぐり 怨霊スターと怪異伝説』 岡崎 柾男/著  東京美術 1998.8(T/0・388/3005/A 1128772614)

 平将門、菅原道真、八百屋お七といった江戸の人々に人気を博した「怨霊スター」たちの物語、「おいてけ堀」をはじめとする本所七不思議などの七不思議伝説が紹介されています。

『図説怪異百物語 江戸東京篇』( ふくろうの本 )  湯本 豪一/著  河出書房新社 2024.7(T/388.1/5029/2024 7118243971)

 江戸・明治の東京地域に起きた怪異現象や謎の事件を、様々な情報源から100話抽出し、収録した資料です。大都会江戸・東京の日常の営みの中で遭遇する不思議な話が、豊富な錦絵・挿し絵と共に紹介されています。

『人に話したくなる江戸怪奇ミステリー 八百八町は今日も事件で大騒ぎ』 日本ミステリー研究会/編・著  竹書房 2014.5(T/210.5/5304/2014 7104280445)

 江戸時代ほど怪奇・怪異が町にあふれ、それが民衆の娯楽として親しまれた時代はそれまでにはありませんでした。現代に続く江戸の多種多様な怪奇を豊富な図版とともに紹介する資料です。

『江戸の怪談がいかにして歌舞伎と落語の名作となったか』 櫻庭 由紀子/著 笠間書院 2022.7(/388.1/5569/2022  7115651819)

 江戸の怪談は、鶴屋南北や山東京伝、曲亭馬琴らによって、エンタメとして完成しました。歌舞伎や浄瑠璃・落語・講談などへ展開していった江戸期の怪談・怪異を読み解くことで、現代に継承される怪談の流れを見つけ出そうとしています。

『江戸東京の怪談文化の成立と変遷 一九世紀を中心に』  横山 泰子/著  風間書房 1997.3(T/0・770/3024/ 1128262497)

 十八世紀から一九世紀にかけての巨大都市江戸は、怪談文化が一世を風靡していました。そして現代でも、依然として怪談は人気の娯楽であり文化です。前近代から連続し通底するものは何かを考える文化史的研究資料です。

地域に伝わる怪談

『江戸に眠る七不思議と怖い話』(青春文庫 な-13) 中江 克己/著  青春出版社 2009.3(ST/388.1/5018/2009 5016875874)

 江戸では江戸時代中期ごろから、「本所七不思議」をはじめとした地域ごとの七不思議が盛んに話題となりました。なかには、合わせると7つ以上になる地域もあったそうです。

『江戸城七不思議 江戸・東京山手線の民話』岡崎 柾男/著  げんごろう 2000.10(T/0・388/5002/ 5001861344)

 かつて江戸城があった東京駅付近を始まりに、神田駅の「お玉が池」、巣鴨駅の「とげ抜き地蔵」、「池袋の女」、高田馬場駅の「姿見橋」など、山手線沿線に伝わる民話が紹介されています。

『猫の花魁遊び 江戸下町の民話・伝説集』 岡崎 柾男/著  げんごろう 2011.7(T/388.1/5021/2011 5021387494)

 江戸下町の民話・伝説を、遊郭で働いていた人たちや芸人にも変身する半農半漁のお年寄りといった、面白楽しい語り手の口調で語る資料です。

『おいてけ堀 江戸・東京下町の民話』 岡崎 柾男/著  げんごろう 1993.11(T/0・388/3003/ 1125864051)

 隅田川、荒川、江戸川沿いの下町を取りあげ、その九つの地域に語り伝えられ、昔の本に書かれたものを、いろいろなスタイルの話しことばにまとめてあります。

『墨東地霊散歩』 加門 七海/著  青土社 2015.8(T/24・915/5001/2015 7106110382)

 「四谷怪談」の舞台である「中之郷四ツ谷」は、東京スカイツリーのほぼ真下でした。怪談が生まれた現場から、関東大震災・東京大空襲の旧跡まで、墨東の地霊たちのささやきを聴き、知られざる歴史をあぶり出す資料です。

『あやかしの深川 受け継がれる怪異な土地の物語』 東 雅夫/編  猿江商會 2016.7(T/25・388/5001/2016 7108118577)

 深川七不思議の原資料に加え、三遊亭圓朝、谷崎潤一郎から宮部みゆきまで。深川とその周辺を舞台とする小説や、深川を愛した文人らのエッセイ、深川にまつわる名高い幽霊談・妖怪談などを収録した、深川「怪異」アンソロジーです。

『隅田川の伝説と歴史』 すみだ郷土文化資料館/編  東京堂出版 2000.6(T/24・38/5001/ 5001229442)

 すみだ郷土文化資料館98年度講座「隅田川-伝説と歴史の間」の講演内容に新たな論稿を加え、書き下ろした資料です。隅田川周辺に起源を持ち、人々の心の中で育まれてきた伝説の数々を、歴史の視点でなぞり、背景に潜む真実に迫ります。

『台東区むかしむかし 1 お話と遊び』 台東区立教育研究所/編集  台東区 1997(T/31・38/3014/2 1128253783)

 「観音さまと三社さま」、「いたずらたぬきと鎮護堂」など、台東区に伝わるお話しや遊びを、改めて調査・発掘し直し、小学生にもわかりやすいやさしい言葉で収録してあります。

『狐の嫁入り 朗読劇脚本集江戸東京母の民話篇』 岡崎 柾男/著  げんごろう 2002.7(T/912.6/5004/2002 5004893280)

 「きつねの嫁入り」、「女化けの原」など、「母」をモチーフにした民話12編を集めた朗読脚本集です。

『多摩の怪談ぞくぞくガイド』 だーくプロ/編著  けやき出版 2001.7改訂(T/60・14/5001/2001 5003106684)

 語り継がれる不思議な言い伝え、甦る伝説の怪異、廃屋、交通事故、殺人事件の現場など32のスポットを訪ね、今も続く怪奇現象をたどります。地図、写真付きの怖い名所案内です。

『青梅のむかし話』 [青梅市教育委員会/編]   青梅市教育委員会 1994(T/75・38/3006/ 1127274161)

 「天狗の腰かけ杉」、「忠右衛門の岩」など、青梅市内の古老の方々に口伝されている内容を整理して掲載してあります。

「広報新宿令和7年7月15日号 第2505号」(新宿区)

 1面〜3面に「新宿の伝説・伝承探訪」の記事が掲載されています。

「「あだち広報」デジタルアーカイブ 2023(令和5)年08月10日号」(足立区)

1面と6〜7面に「あだちの不思議な物語」の記事が掲載されています。

「王子狐の行列」(「装束ゑの木 王子狐の行列」実行委員会)

毎年大晦日になると、各地から狐が集まり大きな木の下で装束を整えて、王子稲荷にお参りしたという、北区王子に古くから伝わる伝承をもとに、歌川広重が描いた浮世絵が「名所江戸百景 王子装束ゑの木大晦日の狐火」です。その伝承を今に残そうと、平成5年から狐に扮した人たちが王子装束稲荷に集まり、行列を成して練り歩き王子稲荷へ参詣するイベント「狐の行列」が毎年大晦日に開催されています。

江戸の妖怪

『江戸武蔵野妖怪図鑑』 山口 敏太郎/著 けやき出版 2002.7(T/59・388/5001/2002 5004668670)

 一本足、すってくりょう、霧の壁、死田、一の鳥居の怪、金の網、袖引き手など、定番からあまり知られていないものまで、江戸武蔵野に住まう妖怪たちを掲載した妖怪図鑑です。

『水木しげるのTOKYO妖怪めぐり』 有田 シュン/文 日本文芸社 2016.8(T/290.9/5903/2016 7107809885)

 「もし妖怪が実際に街の中にいたら」という妄想を、東京の風景写真とショートストーリーに、水木しげるが描くイラストを組み合わせて「可視化」します。『PLANETS』の企画を元に書籍化したものです。

『大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで』 東京都江戸東京博物館/編集 読売新聞社 c2016(/721.0/5341/2016 7108843916)

 江戸東京博物館が2016年に開催した展覧会の図録です。縄文時代から現代までの、「妖怪」の表現の展開を、国宝・重要文化財を多数含む日本美術の名品で紹介しています。

『江戸の妖怪展 特別展』 練馬区立石神井公園ふるさと文化館/編集 練馬区立石神井公園ふるさと文化館 2012.1(T/45・388/5002/2012 7100221197)

 練馬区立石神井公園ふるさと文化館が2012年に開催した特別展の図録です。江戸時代中期以降に江戸の街で流行した妖怪について紹介しています。

文豪と怪談

『怪奇の文芸、妖美な絵画 文豪たちと画家たち』 東 雅夫/著 KADOKAWA  2025.12(/910.26/7345/2025  7119962100)

 泉鏡花と鏑木清方、江戸川乱歩と村山槐多、葛飾北斎と「百物語」など、怪しき文芸と妖しき絵画がそれぞれを高め合った傑作を、怪談文芸評論の第一人者が紹介します。『怪と幽』連載を加筆修正したものです。

『江戸東京怪談文学散歩』( 角川選書 428 ) 東 雅夫/著 角川学芸出版  2008.8(T/910.2/5110/2008  5015611479)

 怪談研究のエキスパートが東京の街を徘徊探訪し、芥川龍之介、永井荷風、岡本綺堂、三遊亭円朝から宮部みゆきまで、古今の名作怪談にゆかりのスポットと不思議な伝承を案内します。

『骨董・怪談』( 個人完訳小泉八雲コレクション ) 小泉 八雲/著 河出書房新社 2014.6(/933.6/コ2/608  7104186167)

 小泉八雲=ラフカディオ・ハーンの2大作品集「骨董」「怪談」をハーン研究の第一人者が個人完訳したものです。怪談・奇談の原拠に出てくる日本語表現や表記を活かし、最新の研究成果を反映しています。

『小泉八雲 放浪するゴースト』 池田雅之/監修 新宿未来創造財団新宿区立新宿歴史博物館 2020.10(D/930.2/コ2/655  7113705213)

新宿歴史博物館が令和2年に開催した、小泉八雲の生誕170年を記念した特別展の資料集です。ギリシャで生まれ、アイルランドで育ち、新宿でその生涯を終えた八雲の放浪の人生を紹介します。

「広報新宿令和7年12月25日号 第2521号」(新宿区)

1面〜3面に「小泉八雲の足跡をたどる」の記事が掲載されています。

江戸東京怪談さんぽ

『東京の「怪道」をゆく 「異界」発掘散歩』( 言視BOOKS ) 川副 秀樹/案内人(文・写真・地図) 言視舎 2014.12(T/290.9/5797/2014  7105161494)

 吉原誕生までの足跡、隅田川の周辺ゾーン、七不思議や妖霊伝説の数々...。怪しげでも、どこか惹かれる東京の「異界」とその境界を歩いてみましょう。見るだけでそこにいるような気分になれる具体的な写真や、わかりやすい地図も掲載されています。

『東京怪談ディテクション 都市伝説の現場検証』 広坂 朋信/著 希林館 1998.8(T/92・38/3004/  1128771994)

 首都圏に流布する怪談を取り上げ、怪談の発生現場と過去の事件、土地のいわく・伝承との因果関係を解き明かします。ふだん何気なく見ている街を見る視点を少しずらしてみましょう。

『古地図で巡る江戸の怪談 不思議さんぽ帖』( 双葉社スーパームック )  双葉社 2014.7(T/388.1/5024/2014  7104394938)

 江戸の怪談スポットを古地図と現代地図で巡ります。江戸っ子流怪談と幽霊画のおもしろがり方・怖がり方なども掲載されています。

『江戸・東京魔界地図帖 地図と写真でたどる"怪談都市"東京の闇と歴史』( 別冊宝島 2407 ) 宝島社 2015.12(T/290.9/5870/2015  7107243866)

 お岩、化猫、ろくろ首など江戸にちなんだ幽霊や妖怪を紹介し、東京に眠る魔界スポットを怪談・奇譚とともに収録します。一龍斎貞水×加門七海×東雅夫の座談会等も掲載されています。

『耳囊で訪ねるもち歩き裏江戸東京散歩 根岸鎮衛『耳囊』で訪ねる江戸東京の怪・奇・妖』( 古地図ライブラリー 別冊 )  人文社 2006.3(T/290.9/5233/2006 5012345154)

 江戸後期の幕臣根岸鎮衛による街談巷説奇聞の類を集めた随筆「耳囊」。その中から、狐狸妖怪、怪談奇談を中心に取り上げ、江戸切絵図ごとに分けて現代語訳で紹介します。「裏」の江戸東京を「耳囊」とともに散歩できるガイドです。

『東京ミステリースポット 不思議なところ・こわ〜いところ』  白峰社 1993.5(T/0・140/3001/ 1125771293)

 首都圏近郊の怪談スポットを綿密に取材したガイドブックです。豊富なイラスト付きのミステリーマップも必見です。

『宮部みゆきの江戸怪談散歩』( 角川文庫 み28-60 )   宮部 みゆき/責任編集 KADOKAWA 2018.3(S/910.26/ミ1018/607 7110911129)

 宮部みゆきが「三島屋変調百物語」シリーズなどの物語の舞台を歩きながらその魅力を探る異色の怪談散策本です。怪異の世界を縦横に語りつくす北村薫との対談、宮部みゆきの怪談&古今の名作全4編も収録されています。

『あだち花季行 JP/EN biligual』( Tokyo's Adachi city 2020 spring )  [足立区観光交流協会/編]   足立区観光交流協会 2020.4(T/21・290/5029/2020 7115222207)

 足立区に伝わる足立姫、夕顔姫、毛長姫の三姫の伝説が、日本語と英語の併記された記事で紹介されています。その他、足立区の花の名所やグルメスポットについても掲載されています。

「すみだウォーキングマップ」 (更新日:2025年8月22日/墨田区)

区内のおススメのコースを、その見どころや消費カロリー、歩数とともに紹介するマップです。第7弾2023年版のコース3に、『 「本所七不思議」を体験!お話にまつわるスポットめぐり』が掲載されており、PDFで見ることができます。

「「千代田学」調査・研究実績報告書」(更新日:2025年10月9日/千代田区)

千代田区についての様々な調査・研究実績報告書が掲載されています。 令和6年度の共立女子大学の調査報告に『千代田区の伝承を未来に引き継ぐための「千代田区怪談お散歩マップ」』があり、PDFで見ることができます。

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