第163回『豊洲市場発江戸前すし手帖』

食べるなら魚。寿司が好き。そんな方に手に取ってほしい本です。
紹介されている寿司は、江戸前寿司 の老舗寿司職人が豊洲に届く旬の魚介類 だけを使って握った68種106貫。
写真、美しいです。美味しそうです。でもそれだけじゃない。
寿司写真の下に1匹ものの写真、大きさや主産地の表示、随所に江戸時代の漁の様子や江戸の寿司事情を表した浮世絵と解説があり、現代の魚のプロたちの、普段は見られない仕事紹介があるのがいいんです。知識欲と食欲が同時に刺激されるんです。

『豊洲市場発江戸前すし手帖』福地享子著 世界文化社 2025.11
(都立中央図書館 請求記号:T/25・596/5002/2025)