第164回『日本の気象観測と予測技術史』

生活に欠かせない気象予報は、どのような仕組みで成り立っているのでしょうか。
本書では、気象庁創立当初の人力による観測から、気象レーダーやアメダス導入による観測の機械化・自動化、さらに数値予報の発展まで、その変遷がまとめられています。
観測や予測の仕組みは基礎から丁寧に解説されており、著者自身の経験や気象業務の現場に携わってきた方々のエピソードが加わり、専門的な内容も読み進めやすく、気象予報の成り立ちを知りたい方にとって、理解の手がかりを得られる一冊です。

『日本の気象観測と予測技術史』古川武彦著 丸善出版 2024.6
(都立中央図書館 請求記号:/451.2/5134/2024)