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第39回 『1964年の東京オリンピック』

平成30年9月20日作成

1964年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会の感動を覚えている方はいますか。 三島由紀夫等多くの作家や評論家が、観戦記を新聞や雑誌に残しました。本書には、瀬戸内晴美(寂聴)、曾野綾子など現在活躍中の作家も合わせ、34名が書いた個性あふれる観戦記が掲載されています。それぞれの立場、考え方によるオリンピックに関する文章は、当時「筆のオリンピック」と言われたそうです。

一方、第2回に当たる1964年の東京パラリンピックについては、評論家中野好夫の観戦記を収録。最後には、星新一の近未来短編小説「オリンピック二〇六四」が、クスっと笑わせてくれます。

1964年の東京オリンピック

『1964年の東京オリンピック』(石井正己編 河出書房新社 2014.1 中央図書館請求記号T780.6/5119/2014)

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