平成30年12月13日作成

東海道新幹線、首都高速道路、日本武道館・・・これらは1964年の東京オリンピック・パラリンピックのレガシー（LEGACY 遺産）です。レガシーをテーマにしたこの本では、2020年を超えてその先の未来へと受け継がれていく建築物などを取り上げ、その作り手たちの思いを紹介しています。現在、建設中の新国立競技場は、後世まで永く使用するスタジアムとして、交換・補修可能な構造にして維持管理のし易い仕組みを構築しているそうです。東京2020大会の競技会場周辺エリアでは、国や東京都により公共交通機関等のバリアフリー化が進められています。2020年を超えて東京がどのように変わっていくのか楽しみになってきます。

『beyond 2020 LEGACY』隈研吾総監修　時評社　2018.4（都立中央図書館請求記号：520.4/5347/2018）